ちくま文庫<br> 月の文学館―月の人の一人とならむ

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ちくま文庫
月の文学館―月の人の一人とならむ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480435262
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

稲垣足穂のMoon Riders、中井英夫の月蝕領主の狂気、川上弘美の「柔らかい月」、選りすぐりの月アンソロジー。稲垣足穂のMoon Riders、中井英夫の月蝕領主の狂気、川上弘美が思い浮かべる「柔らかい月」……選りすぐり43作の月アンソロジー。

和田 博文[ワダ ヒロフミ]
編集

内容説明

稲垣足穂のMoon Ridersの幻影、中井英夫の月蝕領主の狂気、瀬戸内寂聴が電車に揺られながら見た湖の月、川上弘美の「柔らかい月」、中原中也、花田清輝、多和田葉子、浅田次郎…夜空に浮かぶ美しい月は、密かにふるえる心を映す物語の揺籃だ。昭和・平成の作家たちが思いを筆に載せて描いた選りすぐりのムーン・ストーリー。思わず今宵は空を見上げてしまう珠玉の43篇がぎゅっとこの1冊に。

著者等紹介

和田博文[ワダヒロフミ]
1954年横浜市生まれ。神戸大学大学院文学研究科博士課程(文化基礎論)中退。東京女子大学日本文学専攻教授・比較文化研究所長・丸山眞男記念比較思想研究センター長。ロンドン大学SOAS、パリ第7大学、復旦大学大学院の客員研究員や客員教授を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

133
「月」に関するアンソロジーです。エッセイ、詩、短編すべて日本の作家によるもので40数編が収められています。よく探し出したと思われるくらいあありました。私はいくつか読んでいるものもありました。海外だとルナティックといいうことで若干狂気じみた世界の話が多くなるのではないかと思われますが、やはり日本の場合は抒情的なものが多いと思われます。2018/10/12

sin

92
全部で43篇ある。毎日ひとつずつ読めば凡そ一月半楽しめるが、月にひとつでは3年と7ヶ月、それでは却って人生の満ち欠けが読書の楽しみを希薄にしてしまうだろう…とか想いながら手に取ったが、文人はあれこれ思い煩い、格好つけて粘着質に“わたくし”を強要するように感じられて気持ち悪い。文人はその思考過程に己れを特別な存在らしく表現するが、人は皆一人一人が違っていて、それでいて同じであろう、共感と共に反発を覚えた。今見る月は二度はないと云うが月を見る己れが二度はないのだ。掌編は寂聴で締め切り、その訃報に接す…合掌。2021/11/17

tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

89
月にまつわる文学が43篇詰まっています。 稲垣足穂のMoon Ridersの幻、 萩原朔太郎の月へのノスタルヂア、 川端康成の墨絵の月の兎、 中原中也、佐藤春夫、金井美恵子、正岡子規、多和田葉子... 立待月、臥待月、柔かい月、明月、十三夜。 赫映姫(かぐやひめ)になって月を見て想いに耽るのも良いでしょう。2021/01/25

keroppi

81
アポロ11号が月に着陸して、もう50年も経ってしまった。月の石が見られる今となっても月は、ロマンに満ちている、なんと贅沢なアンソロジーだろう。凄い作家たちの月にちなんだ作品集。月は、人を惑わし、夢を見せ、空から静かに人を見下ろしている。2019/10/24

優希

77
月を題材にしたアンソロジーで、美しい1冊だなと思いました。1作1作が短く、沢山の作品が収録されています。月への想いを筆にのせ、物語が紡がれたのだなと思いました。2019/06/28

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