ちくま文庫<br> 戦後日本の「独立」

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戦後日本の「独立」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480435255
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0121

出版社内容情報

第二次大戦後の日本は本当に自立できたのか。再軍備・講和問題・吉田ドクトリン、十五のテーマから語る、占領下から「独立」への道。第二次大戦後の日本は本当に自立できたのか。再軍備・講和問題・吉田ドクトリン・・・十五のテーマから語り尽くす、占領下から「独立」への道。

半藤 一利[ハンドウ カズトシ]
著・文・その他

竹内 修司[タケウチ シュウジ]
著・文・その他

保阪 正康[ホサカ マサヤス]
著・文・その他

松本 健一[マツモト ケンイチ]
著・文・その他

内容説明

果たして真の「独立」は達成されたのか。多くの可能性から日本人は何を選び、何を捨てたのか。アメリカ文化の大流入、丸山眞男論文の衝撃、民主化の中を生きた宮様たち、西田幾多郎全集の売れ行き、引揚者と異国の丘、レッド・パージ、黒澤・小津映画の戦後、再軍備、講和問題と「曲学阿世」、安保条約と吉田ドクトリンほか、占領から「自立」への道を15のテーマで語り尽くす、白熱の議論。

目次

戦後日本のなかの三・一一
丸山眞男「超国家主義の論理と心理」の衝撃
民主化のなかの宮様たち
二・一ゼネストの中止命令
アメリカ文化の大流入
黒澤明・小津安二郎が描いた戦後風景
西田幾多郎全集の売り切れ
中華人民共和国と北朝鮮の成立
異国の丘と引揚者
文藝春秋「天皇陛下大いに笑う」の成功
日本再軍備をもう一度ふり返る
レッド・パージ
講和問題と「曲学阿世」
安保条約と吉田ドクトリン
アメリカから得たもの失ったもの

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年生まれ。作家。東京大学を卒業後、文藝春秋に入社し、雑誌・書籍の編集に携わる

竹内修司[タケウチシュウジ]
1936年生まれ。東京外国語大学を卒業後、文藝春秋に入社し、雑誌・書籍の編集に携わる。文教大学情報学部教授を経て、現在はフリー

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年生まれ。ノンフィクション作家、評論家。同志社大学卒業

松本健一[マツモトケンイチ]
1946年生まれ。東京大学卒業。評論家・麗澤大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨーイチ

34
半藤、竹内 、保阪、松本による討論集。1945から1952年の出来事を「独立」をキーワードにしていくつかをピックアップ。一人の「報告」を基にして四人の討論若しくは談論と云う構成。非常に分かり易く、脱線も楽しい。半藤が最年長で数年ずつずれた年齢構成なのが微妙な配偶となっている。終戦の時に何才だったかってのは結構大事。知っているつもりでも良く分ってない戦後の出来事に「何故毛沢東が蒋介石に勝ったのか」って疑問が有ったが、本書を読んで納得。半藤翁は乱雑に「あれは明治維新と同じ」なんて見立てを披露している。続く2018/11/13

オールド・ボリシェビク

3
日本占領とは何であったのか、そしてその現在への影響はいかなるものであるのか、対談で探っていく。とにかく、吉田茂は再武装から逃げ、経済に軸足を置いた戦後日本の構築を試みる。朝鮮戦争の勃発やGHQ内部でのヘゲモニー争いもありながら、吉田茂はとにもかくにも、その路線を貫徹し、戦後日本の雛形を作り上げたのである。さまざまな証言や資料から、「独立」までの軌跡を語っていく。しかし2023年現在、わが日本は本当に米国から「独立」しているのか。先人の努力を無にしていないか。考えさせられた。2023/06/15

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