出版社内容情報
気功をすると、心と体のゆとりができる。そして、何かがふっと楽になる。のびのびとした活動で自ら健康を創る、はじめての人のための気功入門。
天野 泰司[アマノ ヤスシ]
内容説明
心も体も健やかに過ごすには、気持ちよく自然に動き、深く休むことが大切。こわばった体をゆるめ、痛むところに手当てをすれば、ほっと心がおちつき、肩の荷もおりて、すっかり楽に。特別な道具や難しい知識は必要ありません。今日から誰でも、楽しく無理なく始められるやさしい気功。
目次
第1章 はじめての気功(気功の門は広い;効果のひみつ ほか)
第2章 健康の秘密「ウゴイテヤスム」(三つの秘伝;ウゴイテヤスム ほか)
第3章 楽になる技術(どんな症状でも自分でできることがある;症状別にできること ほか)
第4章 生命の本流へ(誕生―生まれる時;先天―生まれる前からあるもの ほか)
著者等紹介
天野泰司[アマノヤスシ]
1965年東京生まれ、宮崎育ち。京都大学農学部卒業。NPO法人気功協会運営責任者。京都造形芸術大学講師。大学在学中に気功と出会い、育児を機に整体と出会う。「やさしくて効果があるものはすべてが気功」という視点で、心身技法の統合に挑み、新しい地平を拓く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃとら
36
【図書館本】心と体「心身一如」。「腹が立つ」腹直筋の緊張。「首が回らなくなる」胸鎖乳突筋の緊張。なるほど。ウゴイテヤスムを基本に体と心の繋がりと、温めることの大切さをわかりやすく書いてある本だった。2025/06/26
すみ子
4
コロナ禍の自粛が長く続き、生活のリズムが崩れてきたので初心に帰るべく再読。外出もできないし、家でぐだぐだ過ごしていることが増えたけど、本書によれば「動く・休む」というリズムの波の中でメリハリをつけることで働く能力と休む能力が向上する。休む時も、ただ休むのではなく、心底リラックスできるような環境を作って「今一番やりたいこと」にフォーカスすることを心がけるのが良い休息の取り方だそう。何かと過活動・過集中になってしまいがちなので、うまく「休息」をとることへ意識を向けさせてくれた。2021/11/25
るい
3
「気功について学びたい」と思って読んだ本の中で、ベストの1冊!!すごくわかりやすく、取り入れやすく、動画のQRコードもついているので、動画を見ながら実践することもできた。「心がおちつくやさしい気功」を一緒にやってみたら、自分の体をなでていくうちに涙が溢れ、こんなに自分の体に感覚を向けたり、いたわったりしたことがないことに気付いた。こんなにがんばってくれていた自分の体を、今までどれだけおろそかにしてきたのかと猛省した。短くても、自分の心地よいだけ体をなでてゆらし、日常的なところから気功を続けたいと思った。2022/08/16
じゅんこ@北白川
0
気功という範疇を越え、心と身体に、深くしみとおるやさしさ。ハンディで読みやすい。2016/08/19
ふわふわ
0
気功について知りたいと思って図書館で借りた本。動いて休むというリズム。てあて。てをあててリラックス。体の不調の治し方。あくびも自然とできる。体が緩んですごくよい。体を温める。ぼーっとする時間を作る。手からエネルギーがでる。気功は深い呼吸も大切。2024/05/11