出版社内容情報
世界中のお金持ちが狙うロンドンに家を! お城のようなお屋敷から公団住宅まで見て歩き、理想の物件を手に入るまでの体験記。解説 菊地邦夫
井形 慶子[イガタ ケイコ]
内容説明
豊かな緑と美しい家々が織りなす住環境、中古でも決して資産価値が下がらない不動産、安心して物件購入ができる英国ならではのしくみ…だからこそ世界中の投資家がねらうロンドンでの家探しは行動力と判断力、そして強運を要するハードな戦いだ!英国を誰より愛する著者が、人生を賭して夢を果たすため東奔西走する、手に汗握る奮闘記。ロンドンで不動産会社を経営する菊地邦夫さんの解説付き。
目次
第1章 空前のポンド下落で踏み出した夢
第2章 階級社会のロンドン住宅事情
第3章 中古大国イギリスの家の買い方、見分け方
第4章 ロンドンの美しい村ハムステッドを目指せ
第5章 住宅購入でだまされないしくみ
第6章 ロンドンに家を買う
著者等紹介
井形慶子[イガタケイコ]
1959年長崎生まれ。28歳で出版社を興し、豊かな英国の生活情報をテーマとした「ミスター・パートナー」を発刊、同誌編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nana&qoo
17
住む人がどんどん手を加えていくため、古ければ古いほど価値が上がるイギリスの家。そのイギリスを偏愛する著者が、遂に家を買うという奮闘記。広さや間取り、ロケーションはもちろんですが、庭を重視するところが実にイギリスらしいと感じました。単なる住所や”誰それさんの家”ではなく、家そのものに名前をつけて呼ぶお国柄。クリスティのゴシントンホールを思い出します。面白くは読みましたが、私に筆者ほどのイギリス愛はないので(あの冬の暗さが苦手です)、ロンドンの家をそこまでして欲しがる気持ちには共感できませんでした。2017/06/05
ジェミーマイン
4
なんだろう、これは。苦労話のはずなのに楽しんでる様子が読む側を愉快にさせる。細々とした契約の内容なども興味を引く書き方をしてあるのでスラスラ頭に入ってくる。住宅の種類や買ってはいけない物件の条件などは、箇条書きにしてあるので、そこを参照しながら読めるのも合理的だ。 特にイギリスやロンドンに住みたいとか思っているわけでもなく、異国の文化やしきたりなどを幅広く知りたいだけで買ったのだが、思いのほか、興味深くためになる本だった。2016/10/12
岬
0
階層の違う人たちを差別する気はないけど、快適に暮らしたいので、近所にはいてほしくない。そんな感じ?2020/05/20
ことよん
0
日本の家を買うのにも、色々考えてしまうのに、ロンドンで家を買うとは、凄い!最初は、地理がわからず、戸惑いもありましたが、途中からは、ワクワク感とドキドキ感が入り交じり、面白かったです。2020/05/05