出版社内容情報
小説家、戯曲家、ミュージシャン等幅広い活躍で人気絶頂だった中島らもの魅力を凝縮! 酒とロックとエンターテイメント。解説=いとうせいこう
内容説明
没後なおカリスマ性を放つ著者のエッセイ集ベスト版!生い立ち。酒。ドラッグ。文学。ロック。生と死。そして恋。「低俗ではなくて反俗、高まいさを求めるのではなくてエンターテインメントを、ヒューマニズムよりはニヒリズムを、涙よりは笑いを」。ロマンチックな眼差しと、鋭い洞察、シュールな微笑みをたずさえたユーモアセンス。夭折の天才がここにいる。
目次
第1章 あの日の風景―生い立ち・生と死(幼時の記憶;ナイトメア ほか)
第2章 酒の正体―酒・煙草・ドラッグ(ひかり号で飲む;酒の正体 ほか)
第3章 エンターテイメント職人の心得―文学・映画・笑い(なにわのへらず口;デマゴーグ ほか)
第4章 こわい話―不条理と不可思議(ミクロとマクロについて;人は死ぬとどうなるのか ほか)
第5章 サヨナラにサヨナラ―性・そして恋(保久良山;Dedicate to the one I love ほか)
著者等紹介
中島らも[ナカジマラモ]
1952年4月3日~2004年7月26日。兵庫県尼崎市生まれ。作家、ミュージシャン。1992年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞受賞
小堀純[コボリジュン]
1953年愛知県名古屋市生まれ。「名古屋プレイガイドジャーナル」、大阪の「プレイガイドジャーナル(ぷがじゃ)」編集長を経て、現在はフリーの編集者・ライター。中島らもの作品集のほか、演劇書の編集も数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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