出版社内容情報
六十八歳で自転車に乗り始め、はや十四年。ペースメーカーを装着した体で走行した距離は約四万キロ! 味わい深い小冒険の数々。
内容説明
六十八歳で自転車に乗り始め、ペースメーカーを装着した体で走行した距離は約四万キロ。所有(投資)した自転車は愛車Dahonをはじめ計七台。転倒回数は数え切れず。八十一歳にして飄々と自転車人生を謳歌する元大学教授、不死身のサイクリストの痛快東京探訪記―小石川、青梅、スカイツリー、江の島など。文庫化にあたり、新たに書き下ろした「堀切菖蒲園」を収録。
目次
第1章 話を始めるにあたってのいくつかの話(年寄りがしきりに自転車に乗るのは正しいことか;無方針にハンドルを切るとどういうことになるか ほか)
第2章 やや研究的な話(「新上水」という水路があったということ;『デジタル標高地形図』によって谷田川跡を走ったこと ほか)
第3章 主として見知らぬ町を訪ねた話(わが国の公衆便所の進化のこと、附、東海道品川の宿探訪記;ペースメーカーを装着してスカイツリー見物に行ったこと ほか)
第4章 東京の南を走った話(横浜まで;精神的なものを求めて自由民権資料館見学を立案したこと、及び、その他の話 ほか)
第5章 東京の北、及び西を走った話(北方回遊を企画して新河岸川まで行ったこと;北方探検に出発し石神井公園に到着したこと ほか)
著者等紹介
伊藤礼[イトウレイ]
1933年東京生まれ。一橋大学経済学部卒業。2002年まで日本大学芸術学部教授。1991年『狸ビール』(講談社文庫)で講談社エッセイ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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