内容説明
宇都宮療養所の歴史を振り返り、長く所長を務めた医師最上修二の半生をたどるとともに、最上所長の最大の功績である結核特殊学級の設置経緯をまとめた労作。写真、図版多数収録。
目次
第1章 宇都宮療養所の変遷(日本の結核と結核対策の変遷;宇療建設反対運動 ほか)
第2章 最上修二について(著書『珍病名談義』について;最上修二日記について ほか)
第3章 宇療結核特殊学級の開設(日記と回想録、新聞報道;病弱児童の取扱いと県内結核児の状況 ほか)
第4章 特殊学級と教師・児童生徒(特殊学級の教師たち;授業風景と児童生徒 ほか)
著者等紹介
橋本伸一[ハシモトシンイチ]
1960年宇都宮市生まれ。1983年早稲田大学第一文学部西洋史学専攻卒業。1983年より栃木県内の県立高等学校教諭を務める。2016~18年栃木県立足利中央特別支援学校長。2018~21年栃木県立わかくさ特別支援学校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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