出版社内容情報
さらにパワーアップした「グ」が旅するアジアとニッポン。旅の日常はこんなにも刺激的だったのか! 読むと旅に出たくなる旅マンガの決定版。
内容説明
ますますパワーアップしたおだんご頭(?)のグが旅するアジアと、旅の合間のニッポンでの暮らしぶり。「旅行とは全然関係のない田舎生活のどーでもええこと」も「それはそれで山の中のゲストハウスに長期滞在したようなもん」だと言うグの“刺激的”な日常生活も初披露。どこから読み始めてもおもしろいけれど、どこを読んでもなぜか旅に出たくなる旅マンガの決定版。
目次
月は知っていた。
アジア行楽日和
ニッポン行楽日和
読者危機一髪
今夜はお鍋にいたしましょう
映画でも観よう
だれかと、どこかに
三日月さんとその仲間たち
著者等紹介
グレゴリ青山[グレゴリアオヤマ]
1966年京都市生まれ。1987年に中国を旅したのをきっかけに旅にはまる。古本屋、貸衣装屋などでアルバイトをしながら資金を稼ぎ、旅を繰り返す。漫画家、イラストレーターとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
14
旅のグの続編です。相変わらず面白かった。家の外に手書きのイラストと文章を張り出す因果者の話があり、根本敬との親和性を感じました。全て書き文字(しかも 小さい)ので眼鏡をとらないと快適に読めませんでしたー。グスンしおしお2016/09/03
シルク
9
目が痛くなる……と、分かっているけど借りてきた(図書館で)。「グ」さんのこの感じを、が必要として堪らん時があるのだ。pp.88-9がいちばん好き。新潟県根知小学校で、突如「漫画を教える先生」としてこどもらの中に放り込まれた~! て話なのだけどね。「何も知らされんと呑気にいってみたら」の驚愕の状況をつくっといて、「大丈夫大丈夫、グ~」って調子でいる校長先生、教頭先生のペアもいいし、覚悟決めて先生になりきる「グ」さんもイイ。ノリノリで才能発揮するこども達もgood。すべての人が良い味出してるエピソードだ。2018/09/09
べりょうすか
7
面白かったー。グ、が猫の肉球のにおいをかぐ図が笑えた。最初の「月は見ていた」はロマンチック。2014/05/30
mari
7
グレゴリ青山さん、古本屋でバイトの話から大好きになったのですが。。。。この本は。。。。あきません。字がちっちゃすぎ!!!文庫ではこのみっしり詰まったグレゴリ字が疲れる~。といういことで途中で泣く泣く断念。2013/08/25
アイアイ
4
「月は知っていた」は映画のような迫力があった。やっぱりプロ!漫画はワザと下手っぽく描いてるんですね。旅行者の体験談、身の回りのすごい人(変態含む)、やはり面白い感性を持った人の周りには強烈キャラが続々集まるのね・・!人間嫌いになった時に読むと、プッと笑えて元気が出る。▽図書館2014/07/30
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