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ちくま文庫
60年代日本SFベスト集成

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  • サイズ 文庫判/ページ数 457p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480430427
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

「日本SF初期傑作集」とでも副題をつけるべき作品集である。(筒井康隆)―優れた書き手たちがその個性を存分に発揮しつつ、SFと小説の可能性を探り続けていた1960年代の代表的傑作を集める。斬新なアイディア、強烈なイメージ、ナンセンスの味わいなどがたっぷり。「SF」の枠組みを超えて、二十世紀日本文学におけるひとつの里程標となる歴史的アンソロジー。

著者等紹介

筒井康隆[ツツイヤスタカ]
1934年生まれ。作家・俳優(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

49
荒巻義雄がよくわかんなかった。筒井康隆の解説が面白い。昔がよかったっていうと年寄みたいだけど、やっぱりいいもんはいい。黎明期ってのがどのジャンルも一番楽しいと思った。2013/09/13

モトラッド

29
★★★☆ [再読]数十年前に読んで感激した、豊田有恒の『渡り廊下』が収録されてるのを発見し、即購入。当時はもっと怖い思いをして読んだ印象だが、再読してみると、とても味わい深い作品だった。今回は、そうそうたるSF作家が腕を振るった(14篇)日本の60年代の初期SFの、それぞれの味わいを堪能した。その中でも、やはり『渡り廊下』それと『幹線水路二○六一年』(時の支配者=光瀬龍が描く虚無的な世界観)が、絶品。編者が筒井康隆という事も、興味深く、読み応え充分である。2018/08/01

tomi

24
筒井康隆編・解説で、30年以上前に刊行されたアンソロジーの復刊。SF草創期に活躍した錚々たる顔ぶれが並び、何れも傑作揃い。お気に入りは星新一「解放の時代」(作者を伏せたら筒井作品だと思う)、豊田有恒「渡り廊下」(私小説風幻想小説といった雰囲気)、石原藤夫「ハイウェイ惑星」、山野浩一「X電車で行こう」など。荒巻義雄「大いなる正午」は難解。2013/06/21

スプリント

19
バラエティに富んでいて読んでいて楽しかったです。 X電車で行こう、終わりなき負債が先が読めない展開で特に楽しかったです。2019/12/22

ひさか

18
1980年10月に徳間書店から刊行。2013年3月ちくま文庫にて復刊。15のSF作家によるアンソロジー。全て再読です。いずれも面白いお話で、60年代SFを再認識できました。楽しかった。2015/11/04

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