出版社内容情報
主人公ポール・モレルの人生が家族・恋愛、性・死などを中心に生き生きと描かれた20世紀イギリス文学の傑作を全復元版の読みやすい新訳で。
内容説明
20世紀イギリス文学を代表する作家ロレンスの自伝的小説。19世紀後半から20世紀初頭にかけてのイギリスを舞台に、主人公ポール・モレルの生い立ちと成長が、親子、兄弟、仕事、恋愛、性、生死など人生の重要な要素と局面を中心に、喜びと悲しみの両方向から力強く生き生きと描かれている。全著作の中でも、とりわけ芸術性が高く、しかも親しみやすい傑作を、完全復元版の新訳で。ちくま文庫オリジナル。
著者等紹介
ロレンス,D.H.[ロレンス,D.H.] [Lawrence,David Herbert]
1885‐1930。イギリス中部の炭鉱町イーストウッドに坑夫の息子として生まれ、南仏ヴァンスで死去。『チャタレー夫人の恋人』をはじめとする12作の長編小説のほか、数多くの中・短編小説、戯曲、紀行文、評論・エッセイを遺した
小野寺健[オノデラタケシ]
1931年横浜生まれ。東京大学文学部英文科卒業。同大学院修了。横浜市立大学名誉教授
武藤浩史[ムトウヒロシ]
1958年東京生まれ。英国ウォリック大学大学院博士課程修了。慶應義塾大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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