内容説明
マンガ家として行き詰まった「私」は、中古カメラ業、古物業にも失敗し、多摩川で石屋を始める。売れないマンガ家の無為の日々を描いた連作“石屋シリーズ”『無能の人』など10篇を収録。
著者等紹介
つげ義春[ツゲヨシハル]
1937(昭和12)年、東京葛飾生まれ。小学校卒業とともにメッキ工場に勤める。その後職を変わりながら、職業としてマンガ家をめざし、1955(昭和30)年に単行本『白面夜叉』で本格デビュー。貸本マンガや子供向け雑誌で活躍。1965(昭和40)年から「月刊漫画ガロ」に作品を発表し、じょじょに注目を集めるようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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