寺山修司―1935‐1983

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寺山修司―1935‐1983

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  • サイズ 文庫判/ページ数 475p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480425065
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0193

内容説明

60年代のカルチャーヒーローの全体像。

目次

誰か故郷を想はざる 抄
家出のすすめ 抄
私は地理が好きだった
歴史 抄
首吊人愉快
青蛾館より
手相直し
封印譚
野球少年遊戯
にせ絵葉書
チェスの夏
犬地図
猫目電球
全骨類の少女たち
書簡演劇
毛皮のマリー
サーカス
友よいずこ
小指の辰
忘却の土俵入り
さよならヒットをもう一度
おさらばという名の馬鹿
モンタヴァル一家の血の呪いについて
時間割
ロング・グッドバイ
長篇叙情詩 李庚順
新・病草紙抄
新・餓鬼草紙
空には本抄
血と麦抄
田園に死す抄
テーブルの上の荒野

著者等紹介

寺山修司[テラヤマシュウジ]
1935‐1983。青森県弘前市の生まれ。早くより詩や短歌を発表。十八歳のとき短歌研究新人賞を受賞して脚光をあびる。早大在学中にネフローゼを発病し四年間の療養生活を送る。その後、劇団「天井桟敷」結成、劇作家、演出家として活動のかたわら、小説、批評、詩、歌謡、映画、競馬評論などさまざまな分野で才能を発揮した。旺盛な仕事のさなかに急死(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

54
寺山修司というと即連想するのが『毛皮のマリー』です。それしか知らなかったというのもありますが。なので、色々な作品に触れられて興味深い1冊でした。2022/03/18

さぜん

43
シリーズ2冊目は寺山修司。詩、散文、戯曲、短歌、エッセイと多才で、どれも何処かに影を感じる。青森という故郷や母親への思いが呪縛となり、そこから生み出される様々な作品は私にとっては共感というより、未知の世界だった。時代を超えて支持される理由は正直わからないが、すごいクリエイターがいたのだなと思う。2025/02/28

読書好きのハシビロコウ

19
寺山修司はマルチクリエイターなので活動を追うことはなかなか難しいのですが、この一冊でざっと見渡せるのはありがたいことです。通して読んでみて、寺山修司という人は、世界観を構築する名手だと感じました。この本は、自伝的作品「誰か故郷を想はざる」から始まるのですが、これがいかにも「らしい」。どこが本当でどこが嘘なのか。はたまた全部嘘なのか。現実と虚構の境界線が曖昧になるのです。普通の人なら気にも留めないようなことを見つめ、想像力で肉付けした彼の文章は、エロスグロテスク寂しさが混ざって、危険な香りを放ちます。2025/01/23

海恵 ふきる

13
個人的に母親への屈折した凄惨な愛がテーマになっている作品(押見修造『血の轍』etc.)が好きなので、本書のセレクトはわりに刺さった。戯曲《毛皮のマリー》の妖しい面白さには驚いた。寺山自身はひどく気に入らなかったようだが『長篇叙情詩 李庚順』も好き。寺山の魅力は、いま目の前で語られている物語が、インチキか真か咄嗟には判断しえないところにあると思う。エッセイでさえ油断はできない。寺山の美学は、真実をそのまま語ることにはなかったのだ。2022/05/30

A.T

13
寺山修司ダイジェスト。毎度読むたびに引っかかる箇所が違う。今回は「歴史抄」と題したエッセイ。寺山修司は歴史嫌いの地理好きを公言しているのに、作風がレトロなイメージなのは何故なのかと気になっていた。同時代の異次元性、シュールとリアルがグルっと瞬時に入れ替わる変幻、常に今現時点のどっちに転ぶか?を観察する、体験する、居合わせることのスリルの切っ先を鋭くする、振幅の振り幅を広げた結果なのだろうかー。2016/12/11

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