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ちくま文庫
この国で女であるということ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480422828
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0136

内容説明

インタビューの技は業界一と定評のある著者が『アエラ』の“現代の肖像”で掘り下げて聞いた傑作選20人。両親・友人・恩師・夫・仕事仲間などにも綿密な周辺取材を行うため、記事を読んでから一週間は連絡がなくなり、その後、お礼の電話がかかってくるという、伝説のインタビュー。中島みゆき・重信メイ(重信房子の娘)・たかの友梨・山本文緒―単行本未収録の4人を加えた、まっすぐに本質に届く、鮮やかな女の肖像。

目次

欲望(桃井かおり・女優―「女優の宿命」から脱却する力;北川悦吏子・脚本家―視聴率って潔いから好き ほか)
表現(白石加代子・女優―「出雲の阿国」新たなる神話の始まり;中島みゆき・シンガーソングライター―孤高の歌姫の「地上の星」 ほか)
母の娘・父の娘(田岡由伎・カウンセラー―「山口組三代目の娘」自立への闘い;山本文緒・作家―あの母がいたから ほか)
闘い(辛淑玉・人材育成コンサルタント―闘う女は強く優しい;山本容子・版画家―美神の闘い ほか)

著者等紹介

島崎今日子[シマザキキョウコ]
1954年11月生まれ。甲南大学卒業後、編集プロダクション勤務を経て、フリーランスのライターに。インタビューの名手として知られる。AERA「現代の肖像」などで健筆をふるっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rakim

6
隙間読書用にと購入した本でしたが、かなり面白く読みました。壮絶であったり先鋭的であったり、決して普通の女性達ではないのだけれど。彼女等の得たものの陰にある失ったものは何だったのか、また乗り越えたエネルギーはどこから来たのか。読んでいるとき頭の中にNHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」のテーマ曲のサビが浮かんでいました。彼女たちすべての生き方は肯定できない部分もあるけれど、前向きになれる一冊。あの人の意外な部分を知ってしまった感覚もあり。2013/07/09

pom

4
宝塚的なものに興味はないが扇千景と天海祐希の章が印象に残った。がつがつしてないのに才能や環境に恵まれていることにひかれた。2014/01/04

はささ

4
★3.5やっぱり普通でない人は普通でない努力をしてる。色々と元気を貰えた作品。でも山本文緒がこんな人とはちょっと意外だった2012/09/11

shinobu

4
人選、質問ポイント、構成、文章のどれを取っても、ライターとして一流だと思うが、インタビュー集のような人の生き様話から学びたい、答えが欲しい人には非常に不向き。しかし、やっぱり、努力と継続と覚悟なんだな。皆、それぞれにすごいけど、ただNo.1であろうとする北川さんは、他の人から比べたら程度が低いように思う。林真理子の脚本とか、著者の意図を読み取りきれなそう。田岡由伎さんの話で泣いた。1人1人の話は短いのに濃密な、良い本です。2010/07/26

xtc1961ymo

3
「アエラ」に掲載されたノンフィクション「現代の肖像」から女性ばかりを選び構成されている。桃井かおりさん、一条ゆかりさん、山本容子さん、山本文緒さんが興味深かった。しかし、大多数の方が一度ならず二度以上結婚を繰り返しているのには驚きました。2014/05/14

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