内容説明
数々の死闘に勝利し、最強の極真拳を創始した伝説の空手家、大山倍達。プロレスラーやボクサー、柔道家のみならず、ピストルや刀剣を構えた敵、さらには猛牛をも制した実践経験をもとに、世界中のあらゆる格闘技との戦い方から、虎や熊といった猛獣攻略の極意まで指南する。超人になるための秘伝書。
目次
第１章 私の戦歴をふり返って（戦いを通じて学んだこと；戦う者のこころ；戦いのプロとして）
第２章 われ猛獣と戦わば（ライオン、虎、ヒョウと戦わば；虎、ライオンに勝つ条件；猛牛、熊、ゴリラと戦わば；熊と戦うための研究；ゴリラと戦わば）
第３章 われ格闘技と戦わば（プロレスラーと戦わば；プロボクサーと戦わば；世界ヘビー級チャンピオンと戦わば；柔道家と戦わば；世界の蹴り技と戦わば）
第４章 われ凶器と戦わば（日本式剣道と戦わば；飛び道具と戦わば；複数対空手）
著者等紹介
大山倍達［オオヤママスタツ］
１９２３年生まれ。４７年全日本空手道選手権で優勝。５０年代から海外に遠征、牛をも倒すその手は「ゴットハンド」と尊称され、世界中で支部・門下生を育成した。６４年、国際空手道連盟極真会館を設立、総裁に就任。生涯を空手道の普及と発展にささげた。９４年、永眠（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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代理
1
『人はそれぞれの戦いにおいて、死にものぐるいであるべきだ』『素手でライオンや、虎に勝つことができるなら、もうなにもいらない』、男子が気になる猛獣との戦い方や、サファデーの成り立ちの推論とか、読んでると心が澄んでくる。やっぱり男子の夢というのは『夢というより、白昼夢』2016/06/01
かやは
1
知り合いの北海道の長老と会った時の、「いやあ、大山さん、よくこんな山奥にいらっしゃいましたね。ほら、この人が牛殺しの大山さんだよ」（78ページ）という何気ない挨拶にめちゃくちゃ狂気を感じた。2015/08/14
sababanana
1
う…牛や熊と闘う機会がないです…。総裁、猪とは闘わなかったのかね？ライオンよりは闘う機会がありそうだけど。2014/11/17
hidepon
1
ライオンやトラやゴリラと戦うことまで考るのか。先駆者ならではの紆余曲折が読み取れる。体系化され洗練された技術を学んだわけではない著者だからこそ世界中に弟子を抱える空手道を確立できたのだろう。2010/07/24
