内容説明
悪い奴ほど世にのさばる。改革偽装政治家、御用文化人、企業トップ等を“人斬り佐高”がメッタ斬り。まさに時代がわかる羅針盤。かつて『噂の真相』、今『創』の人気連載。文庫化にあたって安倍晋三、養老孟司、河合隼雄など、最新の顔ぶれを増補。
目次
養老孟司
安倍晋三
河合隼雄
竹中平蔵
内舘牧子
堤義明
村上春樹
飯島勲
猪瀬直樹
浜四津敏子〔ほか〕
著者等紹介
佐高信[サタカマコト]
1945年生まれ。慶應義塾大学法学卒業。高校教師、経済雑誌編集長を経て、評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ichiro-k
12
時事ネタ本は、文庫本になる頃には内容が古臭い。暇つぶしに105円程度で中古本で読むべき書籍。 気になる箇所→ドイツの精神医学者、ホルスト・ガイヤーはその著「馬鹿について」で、「勤勉は馬鹿の埋め合わせにはならない。勤勉な馬鹿ほど、はた迷惑なものはない」と喝破している。 2012/04/21
katoyann
6
『噂の真相』に連載され、人気を博していたコラムを主として、他誌のコラムとあわせて編集した作品である。以前、政経外科シリーズも読んだことがあるので、既に読んだものも多い。 猪瀬直樹、吉本隆明、曽野綾子あたりの登場回数が多いのが目につく。長谷川慶太郎は、今の人には分からないだろう。 舌鋒鋭く、大衆的な人気を博す村上春樹や司馬遼太郎、それに沢木耕太郎も槍玉にあげられる。噂の真相編集長の岡留さんの解説にあるように、「平和と民主主義の理念に強いこだわり」があり、それが表現の芯の強さにつながっているのだろう。2020/08/16
田中AD
2
数字がなく、批判されてる人の成果と批判してる箇所が違ってるから両断より狙い撃ち?ただの愚痴といえばそれまでだが、よくもまあ批判箇所を見つけられる。批判ばかりしてると言われた人が怖がって動けなくなるだろう、こういう人が増えると世がうまくいかないだろう。だが批評でメシ食ってるからやめるわけにはいかないのだろう、プラス面も、もっと言えばいいのに。2014/10/23
白義
2
読んでいて楽しいのは楽しいですがはっきり言って内容はまあ、参考になる箇所はほとんどありません。しかしある意味在野の批評家未満の人たちは必読かも。いわゆる罵詈雑言断罪批評の典型で切られてるのも小沢猪瀬石原鳩山と今とほとんど変わらないおまけに内容は細かいことから結構無理矢理に…という感じですが恐ろしいのはまとめブログやツイッターなどネットの批評のだいたい九割はこの本より水準が下だということ。反面教師以前にこれが教師になりかねないので、そういう風潮から離れるためにあえて読んで免疫付けるのがよし2011/07/17
オランジーナ@
1
少し古いわ2018/06/23
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