ちくま文庫
完訳グリム童話集〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480421432
  • NDC分類 943
  • Cコード C0198

内容説明

グリムのメルヘンとはそもそもどんなお話だったのか。子ども向きの楽しい童話なのか、それとも残酷で怖い昔話なのか。日本では早くから様々な版で紹介され様々な議論が入り乱れていたが、本書は、グリム研究の第一人者が満を持して発表した決定版。世界のグリム学者の議論を踏まえ、新たに訳しおろされた本格派。第3巻は「つぐみひげの王さま」「白雪姫」「金のがちょう」ほか24篇。

著者等紹介

グリム,ヤーコップ[グリム,ヤーコップ][Grimm,Jacob]
1785‐1863。言語学者。ドイツのヘッセン国ハーナウ生まれ。兄弟で集めた昔話をもとに、いわゆる「グリム童話」を編纂する

グリム,ヴィルヘルム[グリム,ヴィルヘルム][Grimm,Wilhelm]
1786‐1859。文芸学者。ドイツのヘッセン国ハーナウ生まれ。兄弟で集めた昔話をもとに、いわゆる「グリム童話」を編纂する

野村〓[ノムラヒロシ]
1925年生まれ。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。現在、東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gotoran

51
19世紀にグリム兄弟が収集したドイツ民話集、中世から近世の欧州の雰囲気を醸し出し、善悪ははっきりした非常に分かりやすい登場人物設定で突拍子もない思考・行動で非現実的世界の中に教訓めいたことも記されていると云う。本書ちくま文庫版3巻には、第48話「老いぼれズルタン」~第71話「六人男、世界をのし歩く」を収録、その中には、第50話「いばら姫」(眠れる森の美女)、第52話「つぐみひげの王さま」、第53話「白雪姫」、第64話「金のがちょう」が含まれている。面白く読むことが出来た。2021/11/19

きょちょ

16
有名な「白雪姫」収録。似たような話は多いが、「白雪姫」の場合は、「鏡」と「七人の小人」が登場するのが特色。さんざん小人が注意をするにもかかわらず、言う事を聞かず行動してしまう「白雪姫」は、可愛らしい。「ふたり兄弟」はグリム童話の中でも長い作品。金貨を手に入れたのにそれに満足せず冒険の旅に出るのは実に昔話らしい。「千枚皮」は短いが2つの話が入った不思議な作品。死ぬ前のお妃の願いにより、父と娘というタブーな話に展開、家を出た後の娘の行動は謎めいている。「六人の男、世界をのし歩く」はSF的異色作。 ★★★★2016/05/09

風太郎

7
読んだ中では「恋人ローラント」「いばら姫」「金の鳥」「小百姓」が面白かったですね。こういう童話にはある型があると著名な方が書いていたのを思い出しました。そのような型にはまっているのに気が付くとなんとなく面白い気がしました。2019/02/04

Vakira

3
48話~71話まで。有名どころでは「白雪姫」収録2013/09/08

しまえ

2
おもしろかった!昔話はすべて同じプロットのもと構成されている。特に以前に読んだリュティの『ヨーロッパ昔話』で分析されていた3つの法則などは、おもしろいくらいに全作品に当てはまった!解説にも書かれているように、昔話は、「世の中はぜひともこうあってほしいという」願いだ。2018/03/14

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