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ちくま文庫
ブス論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480420923
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

日本最古のブスは、日本最古の神話に現れる、最古の女神イザナミである。日本の国土を生み、神々を生むと同時に、人を殺す、生死を司る神でもあった。太古、美は権力であり、繁栄の源であったが、醜もまたパワーの源であった。記紀神話から現代マンガまで。ニッポンのブスの歴史、美醜の価値の変遷をひもとけば、目からウロコの発見、また発見。通史的ブス論の決定版。

目次

太古、ブスは女神だった―はじめにかえて
ブスの呪い
ブスである罪
ブス革命
美女の零落、女の零落
能あるブ男たちの躍進
ブスと怪力
悪女の起源
美人による醜の有効利用
ブスの条件
おかめの謎
おかめの闇
図に乗るブ男
ブス殺しの説話
ブスの妖怪化
その後のブス

著者等紹介

大塚ひかり[オオツカヒカリ]
1961年神奈川県生まれ。古典エッセイスト。早稲田大学で日本史学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。