シリーズ親鸞〈第7巻〉親鸞の説法―『歎異抄』の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480320278
  • NDC分類 188.72
  • Cコード C0315

内容説明

『歎異抄』は親鸞の死後、直弟子である唯円が、耳の底にとどまり響いていた親鸞の言葉を記した語録である。全体を貫いているのは、「異なることを歎く」精神である。本書では特に、真宗の精髄である「本願による救い」「念仏とは何か」「悪人の成仏」を読み解き、親鸞の仏道に迫るとともに、現代を生きる私たちが、『歎異抄』の心にいかに救われるかを考える。

目次

序章 『歎異抄』再発見(蓮如の『歎異抄』発見;清沢満之の『歎異抄』再発見)
第1章 歎異の精神とは何か(竊かに愚案をめぐらして;歎異の精神 ほか)
第2章 師教との出遇い(往生極楽のみち;いずれの行もおよびがたき身 ほか)
第3章 悪人正機(善人悪人;他力をたのみたてまつる悪人 ほか)
第4章 本願の救い(弥陀の誓願不思議;二つの御持言 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読書男子

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比較的読みやすくて他力本願, 悪人正機説についていくらか理解できた。 特に「機の深信」と「法の深信」の「機の深信」について、自分は無宗教であるが感銘を受けた。 人はいくら行動しても我というものから離れられない。罪深い自己を認識しなさい。ということらしいが、普遍的な真理があると思った。 いくら正しいこと(正義)と思っても、それはその時代・その状況での善悪でしかありえない。各地で起こるちょっとしたいざこざや地域紛争、戦争の原因は全てこれだろう。 2014/10/18

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