出版社内容情報
ニュース、SNS、動画からAIまで。情報爆発社会で、デマに流されず世界を広げるには? よく考え、対話するための、あたらしいメディアリテラシーの教科書。
内容説明
ニュース、SNSの投稿、動画からAIまで。情報にあふれた現代で、デマに流されず信頼できるものを選びとり、自分の世界を広げるためにはどうしたらいい?よく考え、ちゃんと対話するための道具として情報を使いこなす、あたらしいメディアリテラシーの教科書。
目次
第1章 友達のウワサ、聞いたらどうする?
第2章 事実はどうしたらわかる?
第3章 ニュースの見出しをつけてみよう
第4章 テクノロジーと人間のクセを理解しよう
第5章 クリティカルシンキングを身につけよう
著者等紹介
山脇岳志[ヤマワキタケシ]
1964年、兵庫県生まれ。スマートニュースメディア研究所所長。京都大学法学部卒。朝日新聞社で経済部記者、ワシントン特派員、論説委員、GLOBE編集長、アメリカ総局長、編集委員などを歴任。他にオックスフォード大学客員研究員、ベルリン自由大学上席研究員を務めた。2022年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
73
図書館本。 SNSに限らずあらゆるメディアの扱い方が書かれた本。事実と意見は違う、意見は新聞でいう社説。なるほど。だからと言って意見を言わないメディアは個人的には信頼できない。事実と意見を区別したうえでメディアと付き合っていきたい。 SNSならではの落とし穴ももちろん紹介。フィルターバブルとかエコーチェンバーは有名。流暢な日本語やきれいなグラフに騙されやすいというのは初耳。妙に人当たりのいいメディアにご用心。2025/01/26
たまきら
41
元新聞記者で現在スマートニュースのメディア研究所にて所長をされている方による本です。SNSの魅力と問題点をわかりやすく説明したうえで、現状を説明。私たちに民主主義とジャーナリズムのあり方を再確認させてくれます。事実の追求に重要性を感じていた著者が、正しくない情報を流しているのに「オルタナティブファクトだ」と発言したトランプ氏の側近に抱いた強烈な違和感に共感しました。2024/12/11
明るい表通りで🎶
36
ニュース、SNSの投稿、動画からAIまで。情報にあふれた現代で、デマに流されず信頼できるものを選びとり、自分の世界を広げるためにはどうしたらいい? よく考え、ちゃんと対話するための道具として情報を使いこなす、あたらしいメディアリテラシーの教科書。先般の兵庫県知事選挙が、よく分かる。2024/12/17
スプリント
9
さらっと読めて内容もストンと入ってきます。2024/12/04
たまご
5
情報チェックで覚えておきたいこと、いつ「ふくえび」発売?→いつ、複数の情報源、エビデンス、バイアス。 アルゴリズム任せにして、フィルターバブルに陥らないようにしたい。こうやって本を読むことを怠らないようにしよう!あとはクリティカルシンキング(相手の話を傾聴し、別の立場からも考える)!割と年齢層が低めの読者に向けて書かれているけれど、初心に立ち返って読むと勉強になる🙋🏻♂️2024/12/02