出版社内容情報
食糧自給率が38%しかない日本。今すぐ国内生産を増やさないと大変なことに。でもどうやれば? 食の問題に取り組む二人のプロフェッショナルと考えます。
内容説明
私たちのからだは食べたものでできている。だけどその大切な食べもののことをずいぶんおろそかにしていない?まだ食べられるのに捨てられる食品、低い食料自給率、狭い場所に閉じ込められる家畜、栄養不足で育てられる野菜、価格優先の食品メーカー等々。今こそ日本の食を立て直そう!
目次
第1章 とっても低い日本の食料自給率(食料自給率が低いと何が問題なのか;もし食料の輸入がストップしたら ほか)
第2章 改革に成功した先人から学ぼう(食料自給率を改善した大統領、シャルル・ド・ゴール;学校給食を重視 ほか)
第3章 ものの価値を知る(ニセモノのキムチ;食べものにも正義心を ほか)
第4章 日本の食のために今すぐ取り組むべきこと(このままだと日本から食料がなくなる;農業の力が国の力を決める ほか)
第5章 日本の伝統的な食生活を見直す(和食は最高の免疫食;江戸時代の超スタミナ食 ほか)
著者等紹介
小泉武夫[コイズミタケオ]
東京農業大学名誉教授。専門は食文化論、発酵学、醸造学。発酵の第一人者として、発酵技術を社会に役立てる提案を多数発信している
井出留美[イデルミ]
食品ロス問題ジャーナリスト。『SDGs時代の食べ方』など著書やネットメディアでの連載で、食料問題に関する提案を多数発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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