出版社内容情報
子どもや詩人のハッとさせられることば遣いからひもとく「ことば」のふしぎ。ふだんは内容ばかりが気になるけれど、ふとしたきっかけでふしぎな姿を現してくる。
内容説明
「伝える」だけじゃない。ことばには「創り出す」はたらきもある―子どもや詩人のハッとさせられることば遣いから、やさしくときあかす“ことば”のふしぎ。これからことばが「自己紹介」を始めます。聞いてみてやってください。
目次
ことばの始まり
擬声語と擬態語
絵文字と文字
同音語
「音」と「色」
なぜ「辞書」は「ひく」のでしょう
新しい世界を創ることば
「ひゆ」―たとえるということ
おかしなことば、おかしな言いまわし
「よい」意味のことば、「わるい」意味のことば〔ほか〕
著者等紹介
池上嘉彦[イケガミヨシヒコ]
1934年、京都市の生まれ。東京大学で英語英文学(B.A.,M.A.)、Yale大学で言語学(M.Phil.,Ph.D.)専攻。現在、東京大学名誉教授、日本認知言語学会名誉会長。インディアナ大学、ミュンヘン大学、チュービンゲン大学、ベルリン自由大学、北京日本学研究センターなどで客員教授、ロンドン大学、カリフォルニア大学バークレー校などで客員研究員。Longman Dictionary of Contemporary English(3rd ed.)、『ロングマン英和辞典』で校閲者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いくゆ
3
小学生時代に塾の国語でこれをやっていた。授業が進むにつれ様々な分野に拡がっていって面白かったし、人生で1,2を争うほど充実していて勉強も楽しい時期だった思い出が強い。 また読み返してみたいと思う。
のん@絵本童話専門
1
私たちが当たり前に使っている言葉を、今一度立ち止まって見直してみるような一冊。よくよく考えてみると、なあるほど!と唸らせられる、言葉が含む意味の豊かさ、深さ。言葉の奥深さと面白さに気付かされる一冊。高学年〜2025/02/05
みゆか
0
平易な言葉で書いてあるので、年少者も読みやすいと思う。だだやはり古さは否めない。2024/09/22
マグカップ
0
図書館にて。大人だが、大変楽しく読めた。言葉の意味について改めて考えさせられる。2023/09/12