現代短歌全集〈第15巻〉昭和三十八年~四十五年 (増補版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 602p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784480138354
  • NDC分類 911.167
  • Cコード C0392

内容説明

60年安保後の思想的混迷の中で、状況に敏感に反応しつつも、日常を生き続け、新しい素材と手法を模索した、現代歌人の21歌集。

目次

紡錐(山中智恵子)
一去集(清水房雄)
南麓(大岡博)
花火の星(島田修二)
この梅生ずべし(安立スハル)
流氷の季(清原日出夫)
捜神(前川佐美雄)
呼べば谺(木俣修)
子午線の繭(前登志夫)
麦の花(板宮清治)
入野(柴生田稔)
断腸歌集(滝沢亘)
雉(上田三四ニ)
冬の家族(岡野弘彦)
我妻泰歌集(我妻泰)
羊雲離散(小野茂樹)
飛泉(山田あき)
黒豹(近藤芳美)
バリケード・一九六六年二月(福島泰樹)
架橋(浜田到)
群黎(佐佐木幸綱)

著者等紹介

山田あき[ヤマダアキ]
明治33年1月1日、新潟県東頚城郡浦川原村字菱田に生れる。旧姓村松、本名坪野つい。大正4年、県立高田高女卒業。昭和4年、渡辺順三、坪野哲久らのプロレタリア歌人同盟に参加。6年、坪野哲久と結婚。7年、渡辺順三、哲久らの「短歌評論」に参加する。11年、哲久、大井良らと「鍛冶」を創刊する。21年、「人民短歌」に参加、また同年に戦時中、休刊していた「鍛冶」を復刊、同時に新歌人集団の運動にも加わる。26年、第一歌集『紺』を刊行。39年、「鍛冶」を改題した「航海者」に参加、さらに53年、「氷河」を哲久ら主要同人とともに創刊する。労働の場からの歌の可能性を重視してきた。戦前から貫かれている思想的立場は確固としたものがあり、戦後女流を代表する一人である。修羅なすまことの世界を佇立させ、独自の艶ある表現を成熟させている。平成8年11月14日歿。九十五歳
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hakootoko

2
安立スハル『この梅生ずべし』のみ2023/11/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1547385
  • ご注意事項

最近チェックした商品