ちくま学芸文庫<br> メソポタミアの神話

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ちくま学芸文庫
メソポタミアの神話

  • 矢島 文夫【著】
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  • 筑摩書房(2020/04発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480099877
  • NDC分類 164.281
  • Cコード C0114

出版社内容情報

「バビロニアの創世記」から「ギルガメシュ叙事詩」まで、古代メソポタミアの代表的神話をやさしく紹介。第一人者による最良の入門書。解説 沖田瑞穂

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

43
【始原へ39】メソポタミアの5冊目。メソポタミア文明が文字(楔形文字)として残した、ギルガメッシュ叙事詩を含む短編作品を忠実に抄訳(欠落部分は補筆)した作品集。天地創造や神々の物語なので"神話"ということになるが、ギリシャ神話同様に人間臭い物語集だ。普通に面白いのが、すごいところ。なぜならこれら作品群は、現在までに発見された文字として残された最古の作品となるからだ。ホメロスが口頭伝承期間を含めてもせいぜい遡っても紀元前1000年なのに比較して、こちらは紀元前3500年なのだ。と思ったものの、よくよく↓2021/08/13

evifrei

22
粘土盤に刻まれたメソポタミア地域の断片的な神話を物語の形で紹介する。文体も読みやすい。一番の読み所はやはりアッカド版のギルガメシュ叙事詩だろうか。親友となった山男エンキドゥの死を嘆き悲しみ、それにより死の恐怖を覚え『永遠』への憧れを強めるギルガメシュの姿は文学的な美しさがある。また、竜神討伐の神話は日本のヤマタノオロチ伝説と酷似しており驚いたのだが、メソポタミアの神話がキリスト教の聖ジョージの物語となり、キリスト教の普及に伴い、インド・中国を経て日本に伝来してヤマタノオロチ伝説を生んだという経緯らしい。2020/06/01

さとまる

8
図書館本。シュメール、アッカド、ヒッタイトなど各文明の遺跡から発見された粘土板に楔形文字で刻まれた神々の物語。それらの成り立ちなど神話学的な論考では無く、神話そのものを翻訳・再編集して並べている。イシュタルやギルガメシュ、エンキドゥなど名前は知っていてもどんな神か知らなかったので大変興味深く読んだ。ノアにつながる洪水神話とか深く知りたくなる。2025/01/19

RX93

4
▼シュメール→アッカド→ヒッタイトと引き継がれてきた神話。それぞれ言語が異なるため神々の名も微妙に異なる。創世神話も複数系統あり。アプスー(真水)とティアマト(塩水)▼(ゼウス的な)最高神の系譜:アヌ神→エンリル神→マルドゥク神。都市ごとに各々崇める神がいた。バビロン市の神であったマルドゥクは、同市の支配拡大とともに格上げ▼冥界の話はどの神話でも多く。イシュタル神の冥界下り。姉エレシュキガルは冥界の女王▼ギルガメシュ叙事詩:ギルガメシュ、エンキドゥ、ウトナムシュティム(..ここで大洪水の神話と結びつく)2023/08/27

好古

3
入門者にもわかりやすく整理して書かれているので大変読みやすい。特に冒頭の「はじめに」だけでも古代のメソポタミア世界の一端に触れることができて面白い。イナンナの話はギリシア神話のオルペウスの話を彷彿とさせるし、大洪水の話はノアの方舟を想起させる。ギルガメシュの話は神話であることを忘れるくらい純粋に物語として面白い。古代の人々は病や老いや死、嵐や凶作、自然への恐れ、畏敬の念を込めてこうした物語を紡いだのか、それとも何かの史実を神々に例えたのか。いずれにしろ異なる神話で共通のエピソードがあるのは面白い。2025/07/16

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