ちくま学芸文庫<br> 古文読解のための文法

個数:
電子版価格
¥1,430
  • 電書あり

ちくま学芸文庫
古文読解のための文法

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月24日 16時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 528p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480099013
  • NDC分類 815
  • Cコード C0181

出版社内容情報

複雑な古文の世界へ分け入るには、文の組み立てや語句相互の関係を理解することが肝要だ。「佐伯文法」の到達点を示す、古典文法の名著。解説 小田勝

内容説明

「その文を構成する語句のまとまりをはっきりとつかみ、語句と語句とのかかわりをはっきりとみること、つまり、文脈をはっきりとさせることが、まず努めるべきこと」。古文の文法的読みについて、著者はこのように目標を掲げる。そのために必要な事項を平易に解説したものが本書であり、これをもって「佐伯文法」はひとつの達成をみた。用言・助動詞の活用から『徒然草』『源氏物語』の読解まで、言葉が言葉として実際に用いられる場面に即しつつ、そこにある法則が述べられる。複雑な古文の世界へ分け入るにあたり、座右に置いておきたい書。

目次

基礎編(序章;単語の分類;用言・助動詞の活用;日本文法の根本;体言が受けてまとめる語句;用言が受けてまとめる語句)
本編(普通の文;重文・複文;接続語のでき方;はさみこみ;会話や手紙の文とその引用;筆のそれ;体言文)
展開編(かけことば・縁語など;敬譲語)
付編

著者等紹介

佐伯梅友[サエキウメトモ]
1899‐1994年。埼玉県生まれ。国語学者・国文学者。京都帝国大学文学部文学科卒業(国語学専攻)。東京教育大学名誉教授、大東文化大学名誉教授。文学博士。上代から中世までの文学を語学的に研究し、その文法体系は「佐伯文法」として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

97
これは著者がかなりのお年のときに出された古文の文法に関する本です。私はどちらかというと受験者向きかと思ったのですが、大学で古文を専門に勉強するための方のために書かれた本のような印象を受けました。非常に例が多くて参考になるという気はします。ただやはりかなり難しい気がしました。小西先生の受験者向きの方が私には合う感じがします。2019/03/08

kinkswho

2
この本の著者は受験産業が全盛となる時代より前から研究者として活躍されていた事もあってか タイトル通り読解をするために文法を掘り下げている所がユニークである。 近年の受験参考書ではあまり大きく取り上げない助詞について豊富な例文を出典付きで丁寧に取り上げているのが特徴的。 「男もすなる日記〜」の「なる」を伝聞推定と解釈するようになったのが昭和に入ってからというのが意外であった。 古文の解釈は江戸時代には確立されていたと思ったら、意外と最近になって新しい説に変わる事もあると知ったことが 新たな発見であった。2020/02/18

剛田剛

1
国語教師ぼく、今まで教えてきたことがだいたい間違っていなかったことがわかってひと安心。国文屋なので「文法」に関してはずっと生兵法でやってきたのだけど、感覚で捉えていた部分に裏付けができた。2022/09/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13432901
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。