ちくま学芸文庫<br> 論証のレトリック―古代ギリシアの言論の技術

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ちくま学芸文庫
論証のレトリック―古代ギリシアの言論の技術

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480098603
  • NDC分類 116
  • Cコード C0110

出版社内容情報

議論に説得力を持たせる術は古代ギリシアの賢人に学べ! アリストテレスらの修辞学・弁論術をもとに、論証の基本的な型を紹介する。解説 納富信留

浅野 楢英[アサノ ナラヒデ]
著・文・その他

内容説明

聞き手が思わず納得してしまう、説得力のある議論とはどのようなものか。ある主張の当否を見極めるためにはどんな点に着目すればよいのか。その手掛かりは古代ギリシアの思想家たちの「言論の技術」にある。本書では、アリストテレスを中心とした古代ギリシアのレトリック(レートリケー)理論、問答弁証術さらには論理学などを幅広く紹介。議論を組み立てる際の骨格となる、論証の基本的な型を整理していく。「どんな事柄に関してでも、可能な説得手段を見つける能力」(アリストテレス『弁論術』)としてのレトリックを磨く画期的入門書。

目次

はじめに―「言論の技術」とは何か
第1章 レトリック(レートリケー)事始め
第2章 アリストテレスのレートリケー理論
第3章 ロゴスによる説得立証に役立つ固有トポス
第4章 エートスまたはパトスによる説得立証に役立つ固有トポス
第5章 さまざまな共通トポス
第6章 レートリケーとディアレクティケー
第7章 レートリケーと論理学

著者等紹介

浅野楢英[アサノナラヒデ]
1937‐2016年。大阪市に生まれる。京都大学大学院文学研究科(哲学専攻)博士課程単位取得。京都大学文学部助手、東北大学教養学部教授、宝塚造形芸術大学造形学部教授などを歴任。専門は、論理学、弁証法、レトリックの研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masabi

16
【概要】古代ギリシアのレトリック体系を解説する。【感想】文章を彩るためではなく説得するためのレトリックを題材にする。論理的なだけでは駄目で、人柄や感情までを動員して相手に行動してもらう。相手からの信頼度など総合的な人間力がレトリックの根幹にある。 2019/03/21

ちゅん

5
レトリックの知識体系をここまで体系的にまとめた本は無いのではないかと思います。しかも一冊の文庫本に集約です。レトリックは佐藤信夫著「レトリック感覚」にあるように、直喩、隠喩、換喩、…、緩叙法のように文を飾るものかという認識でしたが違いました。レトリックと呼ばれるものの、一部に過ぎないのです。2018/05/27

koy_ou

1
アリストテレスの弁論術に関する内容が主。 レトリックおける修辞ではく、論証の側面を重視してる本。論理学の歴史にも軽く触れられてる。2021/08/31

まつざわ

0
2023年28冊目。難しい!!!

0
アリストテレスの『修辞学』と併せて読むと、より一層理解できる。

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