ちくま学芸文庫<br> アイヌ歳時記―二風谷のくらしと心

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ちくま学芸文庫
アイヌ歳時記―二風谷のくらしと心

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480098139
  • NDC分類 389.11
  • Cコード C0139

出版社内容情報

アイヌ文化とはどのようなものか。その四季の暮らしをたどりながら、食文化、習俗、神話・伝承、世界観などを幅広く紹介する。解説 北原次郎太

内容説明

アイヌ文化とはなにか、彼らはどのようなくらしを営み、どんな世界観をもっていたのか。本書では、史上初のアイヌ出身国会議員であり、その文化の保存・継承に長年尽力してきた著者が、みずからが生まれ育った二風谷(にぶたに)の四季の生活を振りかえりながら、その模様をやさしく紹介していく。食文化、住まい、儀礼、神話・伝承、習俗、自然観や死生観…。それらの記述を通して浮かび上がってくるのは、自然と調和し共に生きようとするアイヌの心である。いまなお日本人に広く知られているとはいえない先住民族アイヌの世界。その全貌を知るための基本書となる一冊。

目次

序章 二風谷に生まれて
第1章 四季のくらし
第2章 神々とともに生きて
第3章 動物たちとアイヌ
第4章 生きることと死ぬこと
第5章 アイヌの心をつづる

著者等紹介

萱野茂[カヤノシゲル]
1926‐2006年。北海道生まれ。アイヌ文化研究者。学術博士。長年アイヌの民具や伝承を精力的に収集・記録し、1972年には二風谷アイヌ文化資料館を開設、館長を務める。1994年、アイヌ出身者としてはじめて国会議員となり、北海道旧土人保護法撤廃・アイヌ文化振興法制定などに尽力。主な著書に、『ウエペケレ集大成』(アルドオ、菊池寛賞)、『萱野茂のアイヌ神話集成』(ビクターエンタテインメント、毎日出版文化賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふう

25
何冊かアイヌ関連の読書が続いたので、孫引きのように知っていたこともあるが、ようやく元の話に辿り着いた。二風谷を訪ねてみたい。2022/10/05

ちょん

20
こういう本はあまり読んだことなく、苦手意識がありましたがアイヌのことを知りたいと思ってたのでグイグイ読み進めてしまった!元来カタカナ表記が苦手なのですが、アイヌの言葉は面白いのと口に出して読んでみる響きがいいので読めてしまった(*^^*)図書館本ですが、自分の本棚に置いておきたいと思える1冊!どこかて見つけてこなくては!2018/04/18

あきあかね

19
 2年前に北海道の白老町に創設された、アイヌの歴史や文化を伝える施設「ウポポイ」が注目を集めているけれど、アイヌ出身者で初めて国会議員となった著者萱野茂さんが、半世紀も前に二風谷アイヌ文化資料館を開設していたことは知らなかった。 本書では表題の通り、太古から繰り返される巡りゆく季節の中で、厳しくも豊かな自然の恵みを受けて生きているアイヌの人びとの暮らしが丁寧に描き出されている。 シエペ(本当の食べ物)と呼ばれるようにアイヌの人びとを支えた豊富に獲れる鮭。ニトペという、イタヤカエデの樹液をイタドリの筒に⇒2022/12/31

はづき

18
日本人がアイヌの人たちにしてきたことを思うと、文化の豊さを知るにつけやるせなくなる。他の国も先住民に対してひどいことをしてきたんだろうけど、土地の権利とかあらためて認めたらいいのになー。2017/10/05

しゅん

15
解説曰く、アイヌの伝統を残す運動だけでなく、再興する運動をしていた人物だという。平易なはずなのに、なぜか頭に入らない文章が多い。「見つける」ことが「所有する」とイコールになる風習(というか精神性)に面白みを感じた。珍しい動物などを見かけて、それをだれにも言わず秘密にすれば、宝物としてその人に益をもたらす。言葉と体験の関係として普遍的ななにかを感じる。2021/07/20

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