ちくま学芸文庫<br> エジプト神話集成

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ちくま学芸文庫
エジプト神話集成

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  • サイズ 文庫判/ページ数 720p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480097330
  • NDC分類 164.42
  • Cコード C0114

出版社内容情報

不死・永世を希求した古代エジプト人の遺した、ピラミッド壁面の銘文ほか、神の讃歌、予言、人生訓など重要文書約三十編を収録。

杉 勇[スギ イサム]

屋形 禎亮[ヤカタ テイスケ]

内容説明

古代エジプトは紀元前3000年頃に統一王朝が誕生したと言われる。ファラオ(王)たちが永遠の命を求め、神々への賛辞を謳う一方で、庶民のある者は労働の苦労や恋心を歌にし、またある者は官吏になることを目指してさまざまな教訓を学んだ。ピラミッドに刻まれた碑文やパピルスは、太古の言葉を今に伝える重要な資料である。本書は「ホルスとセトの争い」、「メンフィスの神学」など有名な神話に加え、「ピラミッド・テキスト」、神々への讃歌、処世訓などを原典から直接訳出して収録。後世の神話や文学にも絶大な影響を及ぼした作品がここに蘇る。

目次

シヌへの物語
ウェストカー・パピルスの物語
難破した水夫の物語
生活に疲れた者の魂との対話
雄弁な農夫の物語
イプエルの訓戒
ネフェルティの予言
ホルスとセトの争い
メンフィスの神学
二人兄弟の物語〔ほか〕

著者等紹介

杉勇[スギイサム]
1904‐89年。東京帝国大学文学部西洋史学科卒業。東京教育大学教授、名誉教授

屋形禎亮[ヤカタテイスケ]
1937年生まれ。東京教育大学文学部史学科卒業。東京教育大学助教授、信州大学助教授を経て、信州大学教授。2003年退官。専攻はエジプト学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sonata

7
オシリスとかラーとか、いわゆるエジプト神話の読み物かと思ったら、ちょっと違った。太古の昔に書き記され、奇跡的に現代まで残っていた文章の数々、その翻訳と解説の本。それらは大きく民話、教訓、神への賛辞に分けられる。文学的なことはよく分からないけど、書かれている内容、とくに教訓は今を生きる私たちにも共感できる部分も多い。これが四千年前に書かれていたとは驚きである。人間ってすごい。思っていたものとは違ったけども、これはこれで十分面白かった。ただ、一文読むごとに巻末の注釈と解説を見ることをオススメする。2021/05/27

卯月

7
ギリシャ神話みたいな神々の物語を期待したが、該当するのは「ホルスとセトの戦い」「メンフィスの神学」程度? 神官が祭祀で誦する「アメン・ラー賛歌」等は、解説曰く〈神話の内容は神官たちのよく知るところであるため、神話については簡単な言及や暗示だけで充分〉〈現在のわれわれにとっては、背景となる神話が不明〉(汗)。本書は寧ろ、古代エジプト人の生活が解って面白い。父から息子へ教える処世訓が多い。「勉強して書記になれ」「ビールを飲みすぎるな」……人間変わらないね。エジプト史を知らないとキツい本だと思う。私は苦労した。2016/11/19

於千代

3
古代エジプト史料集、のような印象。知識が無さ過ぎるため理解できたとは言えないが、古代エジプトの社会が少し垣間見えた様な気がした。各地の訓話を見比べると、古代社会に共通の倫理が見えるかもしれず、面白いかも知れないと思った。2024/01/13

コウみん

3
とても厚い本で結構時間がかかって読み終えた。 結構、歴史的に神話を解説したので古代エジプトでの神の関係について分かった。 ファラオと神の一体性とかエジプト人の人生の中で神の存在はあったりやっぱり、エジプト人の神への愛はすごかった。2021/03/31

じゃくお

2
"神話"と題されていますが、内容は教訓譚や讃歌が中心です。収録されている中では『イプエルの訓戒』が最も気になりました。古代エジプト文明の衰退期を描いていて、遥か遠くのことながら何とも心に迫ってきます。古代文明史を学ぶ時に重要なのは"既に滅んでいる"という事実を考えることだと思います。それを歴史的イベントの一つとして捉えるのではなく、そこに多くの悲哀を見出すべきでしょう。悲しみや喜びがあった事実を忘れてしまえば、歴史を学ぶ意味を見失いかねません。そこに生きていたのは言葉ではなく人間ですから。2023/06/27

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