ちくま学芸文庫<br> すし 天ぷら 蕎麦 うなぎ―江戸四大名物食の誕生

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ちくま学芸文庫
すし 天ぷら 蕎麦 うなぎ―江戸四大名物食の誕生

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480097279
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0177

出版社内容情報

二八蕎麦の二八とは?握りずしの元祖は?なぜうなぎに山椒を?膨大な一次史料を渉猟しそんな疑問を徹底解明。これを読まずして食文化は語れない!

内容説明

日本料理の基礎が出来上がった江戸時代。後期に入り経済事情が安定すると、ふだんの食事にも胃袋を満たす以上のものが求められるようになる。こうした中で生まれ、洗練されていったのがすし、天ぷら、蕎麦、うなぎだ。腕利きの料理人が現れると、食べ手にも粋人が現れる。この両者が出会い、食の世界に変革がもたらされていった。たとえば、日本橋南詰の天ぷら屋台の名店「吉兵衛」の客が、隣り合わせた屋台のかけ蕎麦に天ぷらを浮かべることを思いつく、といった具合に―。膨大な史料を読み解き、江戸四大名物食誕生の知られざる歴史に迫る、江戸食文化史の決定版!

目次

序章 食べ物商売の繁盛と四大名物食
第1章 そば屋の誕生と発展(そば屋の誕生;そばの名店の誕生 ほか)
第2章 蒲焼屋の誕生と発展(蒲焼のはじまり;蒲焼屋と江戸前鰻 ほか)
第3章 天麩羅屋の誕生と発展(屋台店で売りはじめた天麩羅;天麩羅屋台店の繁盛 ほか)
第4章 握りずし屋の誕生と発展(握りずしのルーツはなれずし;江戸の町にすし店あらわる ほか)

著者等紹介

飯野亮一[イイノリョウイチ]
早稲田大学第二文学部英文学専攻卒業。明治大学文学部史学地理学科卒業。食文化史研究家。服部栄養専門学校理事・講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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へくとぱすかる

45
空腹のときに書店に入ったので、買ってしまったが、買ってよかった。この四大食は今でも「ごちそう」の部類になるだろうが、江戸時代にどんな食べられ方をしていたのかが、細かく探求されていて、味を想像しながら、楽しく読んだ。現代よりははるかに物資が貴重だった時代のはずだが、さすがに江戸っ子の気質・たくましさを感じた。そばはとにかく、高級店のすしの高さには驚いた。2017/11/24

tama

13
図書館本 好きなものばかりだから!かつて蕎麦は大根おろししぼり汁になめ味噌を溶いてつけて食した。ちょっと試したい。藪蕎麦は藪の中の田舎店だったからで、出汁つゆがダメで客はつゆ持参。蒸籠はツナギなしのゴワゴワぶつぶつだったから蒸す必要があった名残り。天麩羅屋台の隣に蕎麦屋台があり客は天麩羅を買って蕎麦に入れて食した。屋台の蕎麦屋でも酒を出してた(いいなー)。かば焼きはぶつ切り鰻を長いまま串を縦に刺し焼いたから。江戸握り寿司はデカかった。いなり寿司は細長いのを切り売りしていた。「綿飴」という語が気になる。2016/07/01

getsuki

13
現在の日本料理の基礎が出来た江戸時代。その中でもすし、天ぷら、蕎麦、うなぎがいかにして人々に愛されるようになったかを紐解いていく一冊。知れば知るほど奥深い江戸の食文化に興味が尽きません。面白かったです。2016/04/09

あつ子🌼

11
古い付き合いの上司と、居酒屋で飲みながら聞く話のよう。 飲むことと食べること、加えて日本と日本史が好きな御仁には、たまらない一冊であろうと思われます(私のことです。) 巻末の参考文献の多さと著者の江戸愛に、乾杯。2017/11/10

ジュンジュン

10
数ある江戸時代関連本のなかで、食文化から眺めるシリーズ(現在まで3作)第2弾は、すし、天ぷら、蕎麦、鰻をフィーチャー。シリーズ通じてだが、本作も豊富な資料と挿絵を駆使してわかりやすく解説。ニ八そばや蒲焼の意味など初めて知る。2020/08/11

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