新潮文庫
不肖・宮嶋 踊る大取材線

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  • サイズ 文庫判/ページ数 594p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101242323
  • NDC分類 743.8
  • Cコード C0195

内容説明

七歳にして初めてカメラを手にし、十七歳でスクープ写真をものにした報道カメラマンの、過激でシブーイ半生。愛国党・赤尾敏総裁、江副浩正リクルート社長、オウム麻原彰晃、アーチャリー、林真須美、松田聖子、広末涼子…もはや伝説となった数々の写真の裏には、汗とひらめき、機転と勇気が隠されている。ハッタリとフンバリの痛快爆笑エッセイ、“不肖・宮嶋”のできるまで。

目次

不肖・宮嶋、七歳にして立つ
十七歳で初のスクープ写真?
カメラマンは二度死ぬ
右翼に入らずんばスクープを得ず
二十歳の原点―初体験はまとめてやってくる?
涙なくしては語れない二十二歳初仕事悲話
諸行無常女性不変
ストロボは忘れた頃に光りだす
深く静かに潜航せよ
仕事と女をハカリにかけたら、仕事が重たいカメラの世界〔ほか〕

著者等紹介

宮嶋茂樹[ミヤジマシゲキ]
1961(昭和36)年明石市生れ。日本芸術学部卒業後、「フライデー」を経てフリーに。「週刊文春」をはじめ、報道カメラマンとして活躍。’96(平成8)年に、東京拘置所の麻原彰晃の撮影に成功、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞受賞。また、フィリピン、ルーマニア、中東、コソボなどを取材
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パンチョリーナ

1
感心できるが共感はできない。でも面白い。2017/07/09

たか。

1
過去に読んだ作品は対象者が北朝鮮の金正日や、自衛隊や南極観測隊だったりと、どちらかといえば公の方々だった訳ですが、今回は政治家もいますが、民間人(普通の民間人じゃないけど)がメイン。あのオウムの危険性に早い段階から気が付いていたのはビックリしました。カレー事件の林被告に対する見方も興味深かった。報道カメラマンに対する意識が少し変わりました。宮嶋さんの学生時代のお話も書かれているので、宮嶋ファンの方にはお勧めかも。2012/03/20

みのにゃー

1
カルイ。あまりにも軽すぎる。しかし内容は文句無しに面白い。どこまで本当か不明だけど、写真は本物。2012/03/06

チンズ

0
宮嶋氏とほぼ同世代の私はこの本を読んでいて十数年前の出来事がついこの間のことの様に思われます。自分の見聞きしていた事と重ねながら、あっという間に読了。これだけの本が書けるということは彼の頭の中は写真を撮るような記憶力を持っているのでしょう。カメラマンという仕事に対する一途な情熱はこの本の中からひしひしと感じられます。 非常に面白かったです!!2015/08/29

ドナルド@灯れ松明の火

0
【後日追記】「不肖・宮嶋南極観測隊ニ同行ス」がばかばかしくも面白かったので、つい買ってしまったのだが、文体はふざけている部分もあるが、内容は、彼が一流のカメラマンになるまでの涙ぐましい努力を淡々と描いてあって、しかもキチンと批判の目を持っていることに好感を持った。オウムに対する執拗な食い下がりなど感心するところが多々あった。 2008/10/22

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