ちくま学芸文庫<br> 土門拳 写真論集

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ちくま学芸文庫
土門拳 写真論集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480097118
  • NDC分類 740.4
  • Cコード C0172

出版社内容情報

戦後を代表する写真家、土門拳の書いた写真選評やエッセイを精選。巨匠のテクニックや思想を余すところなく盛り込んだ文庫オリジナル新編集。

内容説明

戦後日本を代表する写真家、土門拳(1909‐90)の書いた文章を一冊に精選。第1部ではカメラ雑誌で行われていた写真コンテストの月例選評を、第2部では写真に関する評論・エッセイ24篇を収録。土門が提唱し続けたこと、それは対象をありのままに捉える「モチーフとカメラの直結」、そして「絶対非演出」。その思想は哲学的ですらある。アマチュアたちと全力で向き合い、日本の写真史に多大な足跡を残した巨匠のテクニックをあますところなく伝えるアンソロジー。文庫オリジナル。

目次

1 写真選評(一九五〇年;一九五三年;一九五五年;一九五七年;一九五八年 ほか)
2 評論・エッセイ(世界の有名写真家のベスト・テンをあげて下さい;皮膚に関する八章;顔;自己開放的な写真と自己閉鎖的な写真;モチーフの捉え方とその表現 ほか)

著者等紹介

土門拳[ドモンケン]
1909‐90年。山形県酒田市生まれ。日本工房の社員等を経て1945年からフリーランス。『ヒロシマ』『筑豊のこどもたち』『古寺巡礼』などの写真集を発表し、戦後日本を代表する写真家となった。1950年からは『カメラ』誌上の月例写真コンテストの審査員になり、アマチュア写真の指導にも情熱をそそいだ

田沼武能[タヌマタケヨシ]
1929年、東京生まれ。東京写真工業専門学校卒業。1949年にサンニュースフォトスに入社し木村伊兵衛に師事、1972年からフリーランス。1995年より20年にわたり、日本写真家協会会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hitsuji023

6
たまに写真を撮ったりする程度なのだが、何か参考になるのではないかと思い手に取った。とにかく写真評が熱い。この本にあるのはほんの一部なのだろうが賛辞もあれば酷評もありで、さぞ写真家たちは盛り上がったことだろう。この写真への情熱に加え、エッセイもうまい。講演も笑いが起きているところからして、話もうまかったようだ。なかなかに魅力的な人物。肝心の写真についてはアマチュア写真家について書かれているところを参考にして、あとは土門拳の情熱の何パーセントかでも身につけて撮影してみたい。2023/03/12

代理

2
文章が爽快。ただ、批評されてる写真が載っていない場合があってそれは非常に不満。「カメラはカメラであり、決してペンの代用品ではない」。絵葉書ではなく、退屈な記念写真でもなく、情緒的逃げでもない写真を撮ることのむずかしさ。2016/09/14

Simon Dazai

1
日本を代表する写真家土門拳による誌上の写真選評をまとめたもの。これほどまでに丁寧にそして熱意を持ってアマチュア写真家への指導をした写真家は彼以外にいない。この選評の他にさらに重要なのが土門拳のリアリズム写真に対する評論。日本におけるリアリズム写真を頂点へと導いた彼の写真に対する考えをこの一冊で読み取ることができるのはなんと素晴らしいことか。まさに昭和の傑物と言うべき「土門拳」の哲学は、写真を撮る者なら一度は触れるべきである。2016/12/15

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