ちくま学芸文庫<br> ユークリッドの窓―平行線から超空間にいたる幾何学の物語

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ちくま学芸文庫
ユークリッドの窓―平行線から超空間にいたる幾何学の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480096456
  • NDC分類 414
  • Cコード C0141

出版社内容情報

平面、球面、歪んだ空間、そして……。幾何学的世界像は今なお変化し続ける。『スタートレック』の脚本家が誘う三千年のタイムトリップへようこそ。

内容説明

紀元前の古代ギリシャ。単なる測量術にすぎなかった人類の知恵を、「幾何学」という一つの学問にまで高めた数学者がいた。ユークリッドだ。円と直線の組み合わせで描かれる世界観はその後のものの見方を決定づけ、幾何学に革命が起こるたびに、より深い真実があることが明らかになってきた。ガウスの非ユークリッド幾何学、アインシュタインの相対性理論、そしてウィッテンのひも理論。世界の見方は古代以来変わり続け、数学と物理の深い関係が今、明らかになりつつある。ユークリッドが開いたのは、宇宙の姿を見せてくれる窓だったのだ。『スタートレック』の脚本家が誘う3000年のタイムトラベル。

目次

第1部 ユークリッドの物語(最初の革命;課税のための幾何学 ほか)
第2部 デカルトの物語(位置の革命;緯度と経度 ほか)
第3部 ガウスの物語(曲がった空間の革命;プトレマイオスの過ち ほか)
第4部 アインシュタインの物語(光速革命;若き日のマイケルソンとエーテルという概念 ほか)
第5部 ウィッテンの物語(奇妙な革命;シュワーツにしか見えない美しいひも ほか)

著者等紹介

ムロディナウ,レナード[ムロディナウ,レナード] [Mlodinow,Leonard]
1954年、ユダヤ人の両親のもとに生まれる。カリフォルニア大学バークレー校で博士号取得。カリフォルニア工科大学特別研究員、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団招聘研究員等を経て脚本家に転身。『新スター・トレック』ほか、多くのテレビシリーズを手がける

青木薫[アオキカオル]
1956年、山形県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

66
著者のレナード・ムロディナウは、「1954年、ユダヤ人の両親のもとに生まれる。カリフォルニア大学バークレー校で博士号取得。カリフォルニア工科大学特別研究員、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団招聘研究員等を経て脚本家に転身。『新スター・トレック』ほか、多くのテレビシリーズを手がける。」という人物。 2022/09/26

roughfractus02

8
数学史関連書を読み慣れていれば物語パターンは予想できる。本書はその通りにユークリッド、デカルト、ガウス、アインシュタイン、ウィッテンの5つの窓を歴史時間に沿って物語る。一方、個々の窓は各々の時代の文化的フレームから見られる知の眺めでもある。本書は、これらフレームの不連続さに対し、物理学的に検証不能な11次元を設定する超弦理論までの幾何学的発展段階と捉える。が、著者の軽妙な語りの速度から離れて個々の数学の例に立ち止まる時、外の世界を見せると共に自らの欲望の鏡を作るこのフレームはどんな幾何学なのかと自問する。2019/12/21

mft

4
最初タイトルで敬遠していたが目次をめくったら最終章でウィッテンを取り上げているのを見て読むことにした。人間の空間認識をめぐる歴史をユークリッド・デカルト・ガウス・アインシュタイン・ウィッテンをそれぞれ中心にした章立てで軽妙な文章で(というか軽口をたたきながら)語っている。2015/12/03

やいっち

4
著者は『スタートレック』の脚本家。だからか、読む人を楽しませるコツを心得ている。車中の読書に最適だった。2015/08/20

kurupira

4
高校とか大学で、数学・物理を勉強している時に出会いたかった本かな。ひも理論まではついていけなかったが、、、まーそのあたりは感覚的になんとなく楽しめた。2015/07/18

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