出版社内容情報
「パスカルの3角形」で有名な「数3角形論」ほか、「円錐曲線論」「幾何学的精神について」など十数篇の論考を収録。世界的権威による翻訳。
内容説明
『パンセ』に息づく数学の精神とは。「円錐曲線試論」「数三角形論」「幾何学的精神について」など収録。
目次
円錐曲線試論
巾数ノ和
数3角形論
単位数を母数とする数3角形の様々な応用
数序列論
連続数ノ積ニツイテ
巾数ノ一般的解法
A.デトンヴィルからA.D.D.S.氏への手紙
A.デトンヴィルからド・カルカヴィ氏への手紙
直角3線形とその蹄状体との理論
単純和、3角和、ピラミッド和の性質
4分円の正弦論
円弧論
回転体小論
ルーレット一般論
あらゆるルーレットの曲線の長さ
著者等紹介
パスカル,ブレーズ[パスカル,ブレーズ] [Pascal,Blaise]
1623‐1662年。フランス中部のクレルモン生まれ。幼少時から数学と自然学に才能を発揮し、16歳で「円錐曲線試論」を発表。その他加減算計算機の考案をはじめ数多くの業績を挙げた。1646年以降ジャンセニスムに接近し、1654年の回心を機に信仰に身を捧げることを決意したが、数学研究は続行した
原亨吉[ハラコウキチ]
1918‐2012年。元大阪大学教授。パスカル数学研究により日本学士院賞・恩賜賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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