ちくま学芸文庫<br> 考える力をつける哲学問題集

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ちくま学芸文庫
考える力をつける哲学問題集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 415p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480095664
  • NDC分類 104
  • Cコード C0110

出版社内容情報

宇宙はどうなっているのか? 心とは何か? 遺伝子操作は許されるのか? 多彩な問いを通し、「哲学する」技術と魅力を堪能できる対話集。

内容説明

科学でも宗教でも答えを出せない問題に、あえて首をつっこんで縦横に考えてみる。それが「哲学」という営みだ。「宇宙はどこからはじまったのか?」「他人に心はあるのか?」「遺伝子操作で人を設計してもいいのか?」―やさしい哲学入門書を多数送り出し、イギリスで人気の著者が、根源的な問いの数々に鋭く切り込む。軽妙かつ深遠な対話を読んで、思考の技を磨いたり、反論を考えたりしてみれば、いつしかあなたも自力で哲学をしているはず。巻末には訳者によるテーマ別ブックガイドつき。

目次

宇宙はどこからはじまったか?
とりはずされた脳の冒険
意識という謎
日常にひそむ推論の落とし穴
歯医者には患者の痛みが理解できるか?
考える機械の悲しみ
意味とは何か?
デザイナー・ベビーの誕生
同性愛はいけないこと?
道徳を教えるのは神様か?
悪さを見抜く色眼鏡
これでも芸術?
知識について
陽はまた昇る
タイム・トラベルは可能か?
人は人を罰しうるか?
ジョディーとメアリーの最大幸福
ぼくがぼくであること
世界をまどわす七つの逆説

著者等紹介

ロー,スティーブン[ロー,スティーブン] [Law,Stephen]
哲学者。ロンドン大学ヘイスロップ・カレッジで教鞭をとる

中山元[ナカヤマゲン]
1949年生まれ。東京大学教養学部中退。思想家・翻訳家。インターネットサイトおよび雑誌の『ポリロゴス』を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

12
2003年初出。重要箇所はゴシック太字。仮説が正しいかどうかを確認したいという傾向がある(080頁)。科学的思考には不可欠な仮説→検証→結論だが、日常でも科学的思考と実践ができれば素晴らしいと思う。第9章の同性愛の件は、近頃、街でも手を繋いで歩く若い女性がいるので、レズ? と勘繰ってしまうが・・・。どうなのだろうか。帰納法は現場の事例→理論構築だが、社会科学はこうした手法をとることが多い。演繹で理論ありきでもいいのだが、ケース・バイ・ケースなのだろうか。近頃では理論、本ばかりに流れていっている自覚もある。2013/09/18

カイロス時間

8
哲学の問題を実際に考える練習をしたくて手にとったが、練習問題集というよりは「こういう問題がありますよ」と紹介するタイプの本だった。ドリルではないというか。しかし、出てくる問題はどれも興味深い。世界には、選択や判断の根拠を示すことが難しい事柄がたくさんある。心、意識、意味、道徳など、当たり前と思っていることも少し詰めてみると根拠がないことに気づく。根拠づけが循環していることもある。それが全てではないにせよ、合理的に生きることはなかなか難しい。だからこそ哲学が営まれる。物事をできる限り正しく考えるために。2020/04/05

taro335

7
いやいや、予想以上の素晴らしさ!「宇宙はどこからはじまったか」「意味とはなにか」… この手の本はめずらしくないと思うが、難易度が高すぎたり、逆に読み応えがなかったり…。その点、これは著者のセンスがいいのか、読むのがホントに楽しい本でした。2013/08/28

燃え尽きタコ

4
大学の教科書。 何を言っているんだこいつらは?という話から、なるほどと唸らせる話まで色々あった、取り合えず哲学が何を考え何を伝えたいのかは漠然と分かったので初心者が取り合えず手を付けるにはありかもしれない。難易度は飾り。2022/07/05

rabbitrun

2
現代版ソクラテス対話篇と呼べそうな文章で楽しめた。この手の問答は読んでいてイライラさせられるが、だからこそ面白くもある。2016/03/31

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