ちくま学芸文庫<br> 分析哲学を知るための哲学の小さな学校

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ちくま学芸文庫
分析哲学を知るための哲学の小さな学校

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480095152
  • NDC分類 133
  • Cコード C0110

出版社内容情報

数々の名テキストで哲学ファンを魅了してきた分析哲学界の重鎮が、現代哲学を総ざらい! 思考や議論の技を磨きつつ、哲学史を学べる便利な一冊。

内容説明

数々のロングラン教科書で英米の哲学ファンを魅了してきた分析哲学界の重鎮が、一般読者むけにその歴史を総ざらいし、コンパクトにまとめた便利なテキストブック。デイヴィドソン、ダメット、パトナム、クリプキ、ローティなどの分析哲学のコアな議論を整理しながら、デリダ、フーコーをはじめとするフランス哲学との意外な影響関係、ポパー、クーン以降の科学哲学とのかかわり合いまで概観。分析哲学が登場した背景や、その位置づけも一挙にわかる。思考や議論の技を磨きつつ、用語と歴史もじっくり学べる、現代哲学史の名著。

目次

第1章 序論―変化と連続(マルクス主義;言語学 ほか)
第2章 構造と統語論(ソシュール理論とその影響;構造主義者たち ほか)
第3章 統語論から意味論へ(カッツとフォーダーの意味論;モンタギュー―形式化された人工言語 ほか)
第4章 デイヴィドソンとダメット(デイヴィドソンの仕事(心理学の哲学;意味論)
ダメットの仕事(言語哲学;反実在論))
第5章 実在論と相対主義(パトナム以前;パトナムの科学哲学 ほか)

著者等紹介

パスモア,ジョン[パスモア,ジョン][Passmore,John]
1914‐2004年。オタゴ大学、オーストラリア国立大学教授などを歴任し、オクスフォード大学、ケンブリッジ大学の客員教授やプリンストン大学のセミナー担当教授を務めた。英米哲学の分野で数々の名著を世に送り出し、とくに“A Hundred Years of Philosophy”は、現代哲学の定番の教科書となった

大島保彦[オオシマヤスヒコ]
1955年生まれ。駿台予備学校英語科講師

高橋久一郎[タカハシキュウイチロウ]
1953年生まれ。千葉大学文学部教授。専門はギリシア哲学、倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zirou1984

32
タイトルからして入門書のようだが内容は入門以上。20世紀の英語圏哲学における主流、分析哲学の論点について主要な学者の論点を整理しながらその議論がどのように推移してきたかを解説している。日本では大陸哲学の著作に比べて分析哲学の本は普及度が低く、初耳の学者の名前が多数挙がる上に論点となる言語の意味論についての主張の差異が掴めず、相当苦労して読了した。困難さに突き当たる程、フッサールの指摘した言語の恣意性というものが身に染みる。本書は分析哲学の著作を読み始めた後、何度も立ち返る本になるのだろう。2014/05/31

何かの病気

5
再読した。言語哲学から構造主義、科学哲学と幅広い分野を扱う。が、読むに当たっては有る程度の予備知識が必要だろう。2015/01/04

素朴実在論くん

1
分析哲学の広範な話題を少しずつ紹介していく本。とりあえずこの一冊を読んでおけば分析哲学の伝統的な話題は把握できる。ただし、当然ながら紙幅の関係で解説は結構あっさりなので、詳しく内容を知りたかったら別の本を参照する必要がある。2024/12/25

愛楊

1
本書は1990年、青土社より刊行された。豪国の分析哲学の重鎮である John Passmore により著された非常に優れた分析哲学史の概説書であり、分析哲学を〈完全に理解する〉レベルに値する。構造主義から分析哲学までの哲学者の列伝的構成を取っており、整理と叙述の塩梅が均衡をなしている。厖大な〈原註〉には充実した参考文献が付されており、分析哲学のハンドブックとして至上の書籍である。2024/01/04

PP&AP

0
凝縮され過ぎていて消化しきれなさ過ぎた。2013/04/22

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