ちくま学芸文庫<br> 古代地中海世界の歴史

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ちくま学芸文庫
古代地中海世界の歴史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480094957
  • NDC分類 209.3
  • Cコード C0122

出版社内容情報

メソポタミア、エジプト、ギリシア、ローマ――古代に花開き、密接な交流や抗争をくり広げた文明を一望に見渡し、歴史の躍動を大きくつかむ!

内容説明

古代地中海は、大小さまざまな文明が興亡をくり返し、衝突と融合の華々しいドラマをくりひろげた舞台だった。文字や法制度など、人類最初の文明の萌芽を伝えるメソポタミア。強大な王権のもと、高度で謎に満ちた文化を築きあげたエジプト。わずか数世紀とはいえ、栄光を極めたギリシア。これらすべてをのみこんで世界帝国を築いたローマ。そうした巨大文明の狭間で興っては消えていった数々の民族。そしてキリスト教世界の成立まで。本書では個々別々に語られてきた各文明相互の対立・交流・影響関係に注目、美術作品をはじめ、多くの図版とともに、歴史の躍動を大きくつかむ。

目次

地中海世界の古層―前四〇〇〇~前三〇〇〇年紀
地中海世界の激流―前二〇〇〇年紀
諸民族の波動―前二〇〇〇年紀末~前一〇〇〇年紀初頭
世界帝国の出現―前一〇〇〇年紀前半
オリエント世界の美術
都市国家の成立―前一〇〇〇年紀前半
古典期ギリシア―前五~前四世紀
地中海世界とヘレニズム―前四~前一世紀
ギリシア世界の美術
ローマ共和政―前五~前一世紀
地中海世界帝国の形成―一世紀
「ローマの平和」と地中海世界の融和―二世紀
ヘレニズム・ローマ世界の美術
地中海世界の混迷と再編―三~四世紀
古代末期と地中海文明の変質―五~七世紀

著者等紹介

本村凌二[モトムラリョウジ]
1947年生まれ。東京大学名誉教授。歴史学者。専門は古代ローマ

中村るい[ナカムラルイ]
東京芸術大学講師。美術史家。専門は古代ギリシア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

45
参考文献。古代ギリシャとローマ時代の美術品が素晴らしい。できればカラー写真で観たいくらいだ。古代美術史の流れをつかむのにも良い本だと思う。2015/09/17

HANA

24
本書の範囲はチグリス・ユーフラテス文明、エジプト文明からローマ帝国滅亡まで。範囲が広いせいか駆け足じみた印象が拭えないが、それでも自分のような初心者には概観を示してくれただけでもありがたい。こうしてみると古代地中海の文明は大体現在の中東に偏っているのがよくわかる。特にギリシア文明以前のこの辺りの歴史を記してくれたのは実によかった。アッシリアとかスキタイとか名前だけは知っていても、詳しい場所とか時代区分知るのは実はこれが初めて。図像も豊富で、そちらも楽しめた。2012/12/15

coolflat

18
46頁。ヒッタイトやミタンニなどの影響を受けたヒクソスとよばれる人々がやはり馬と戦車をもってエジプトに侵入している。これらの勢力は第15あるいは第16王朝を築き彼らは北方から侵入したので、エジプト北部のデルタ地帯だけを征服した。そのために上エジプトの地域にいる南の勢力はこのヒクソスの王朝に貢物を供出するという屈辱的な地位に貶められてしまう。そのような状態が100年以上も続き、やがて屈辱から解放されようとする土着の勢力が頭をもたげることになる。この勢力はヒクソスの馬と戦車の扱いを学び、同等の軍事力で対抗した2024/06/11

まーくん

15
放送大学テキストをベースに、古代オリエントからローマ帝国までの部分を文庫化。そのためか教科書っぽさが残っていて記述がやや単調。反面、必要な事柄は広く簡潔に書き込んであるという感じ。西洋史に馴染みのない者が基本知識を得るためには良い選択であった。高校世界史で学んだ(そしてほとんど忘れた)地名・人名・用語が歴史の流れに沿ってよく理解できた(と思う??)。そんな教科書的記述の中にも、「なるほど」と感じ入ってしまう所が多々有り。特に、ローマ帝国没落原因の諸説に関する議論など。奥が深そう。いろいろ読んでみようかな。2017/11/13

武井 康則

12
メソポタミア文明、エジプト文明からギリシアを経て、ローマ帝国の滅亡まで。一応名の知れた人名はおおよそ網羅されている。その分内容が粗筋であり、知っていないとよくわからないのではないか。この手の本を入門書と勘違いしている人が作成者の方にもいるが、ある程度分かっていないと、筋が追えない。ある程度知っていると時代や事件など整理される。言うなれば、まとめ用。8000年ほどが一気に語られるわけだから。2024/07/10

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