ちくま学芸文庫<br> はじめての民俗学―怖さはどこからくるのか

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ちくま学芸文庫
はじめての民俗学―怖さはどこからくるのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 214p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480094827
  • NDC分類 380
  • Cコード C0139

出版社内容情報

現代社会に生きる人々が抱く不安や畏れ、怖さの源はどこにあるのか。民俗学の入門的知識をやさしくときつつ、現代社会に潜むフォークロアに迫る。

内容説明

科学技術の発達した現代の都市社会においても、人々が強い関心を寄せつづける、妖怪・オカルトなどの「不思議な現象」。そのような心の源流にあるのは、いったい何なのだろうか。脈々と生き続ける、日本人の隠れた意識を探り当てるのに、民俗学はすぐれた力を発揮する。本書は、民俗学の入門的な知識と、学問としての流れをはじめの一歩から解説。さらには、エンガチョ、消えるタクシー客など、都市のフォークロアに適用して、身近な「怖さ」の裏にひそむ非合理的思考や神秘主義へのあこがれを読み解き、現代の民俗学の可能性を探る。

目次

1 民俗学とは(民俗学の流れ;現代社会とフォークロア;「都市」へのアプローチ;ハレとケのとらえ方;気離れと穢れ;私と民俗学)
2 都市が秘める力(「都市」への誘い;「都市」の語り出すフォークロア;「不思議な場所」のテーマ;怖さはどこからくるのか)
3 再生への願い(ケガレとキヨメ;「白山」の意味;シラと再生;白比丘尼の長命;「白」のもたらすもの;熊野とシラ;生まれ清まり)
4 現代民俗学の可能性(「世の終わり」のフォークロア;「不可思議」な心意;流行神と祀り棄て)

著者等紹介

宮田登[ミヤタノボル]
1936年、神奈川県生まれ。東京教育大学文学部卒業。同大学大学院修了。筑波大学教授、神奈川大学教授を務める。その関心は民俗学から日本史学、人類学等、周辺諸学におよび、研究の成果は国内外で評価された。2000年に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

27
初心者向けの案内書…だと題名見て思ったけど、実際は著者の研究の概論みたいな内容だった。「はじめての」と銘打つならば、もう少し民俗学全般について記述すべきではないのだろうか。ハレとケ、都市民俗学、生まれ清まり、白と八百比丘尼等、個々の内容は面白いんだけど、いかんせん各自が短すぎて上澄みだけでどうも物足りない。これを読んで興味深く思えたものは、そこから専門書を深く読み込んでいくという役には立つと思う。ああ、そういう意味で入門書なのかなあ。著者の本を読んでいる人間にとっては二度手間だけど。2012/10/19

かりこ

6
なかなか分かりにくい。都市や現代に注目した民俗学は非常に興味深いのだが、この本は焦点がどこにあるのかよく分からず読みにくい。また、あとがきにも書かれているように著者の研究がメインであって民俗学入門書としては不十分。初めて民俗学に触れる人にはオススメできない。2013/06/22

azimuth

6
怖さはどこからくるのか、一切解明されていなくてちょっと笑った。この副題は不適切だ。そもそもこの本は一冊にまとめるのではなく、「民俗学の成立と現代民俗学の可能性」「都市のフォークロア」「再生への願いーシラと生まれ清まり」とでもして三冊に分割し、それぞれ内容を充実させるべきだ。あるいは分量を少なくとも二倍にする。たった200ページに、これだけの題材を詰め込もうとすれば、そりゃ散漫にもなる。民俗学初心者はわけがわからないだろうし、専門家には情報が不足していると感じるだろうし、想定読者の見えない一冊だ。2013/01/28

ラウリスタ~

6
民俗学研究というとアマゾン奥地や、アンデスの向こうへ行ってのフィールドワークってのばかりを連想してしまうが、もちろん、柳田国男がしたような身近な研究がほんとは中心。田舎に眠る伝承だけでなく、現代社会という変わりつつある場所で、日々生成し、伝播する都市伝説なども研究対象になる。「はじめての」っていうのが似合うというか、なんというか頭に負担のかからない本。すぐに読めてしまって、なんにも記憶に残らず、とくに面白くはない。膨大な先行研究を超初学者向けにアレンジして提供。原典を読むことのほうがよっぽどおもしろい。2012/10/17

ケー

5
以前読んだ同著者の『民俗学への招待』よりは専門性が高く、宮田が興味を抱く都市の民俗への言及が多い。ケガレ論は特に多くページを割いて語っており、やや難しいながらも読み応えあり。後半の議論などは民俗学だけでなく、現代社会学にも十分応用可能な議論の宝庫。2016/07/06

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