ちくま学芸文庫<br> 阿含経典〈1〉存在の法則(縁起)に関する経典群 人間の分析(五蘊)に関する経典群

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ちくま学芸文庫
阿含経典〈1〉存在の法則(縁起)に関する経典群 人間の分析(五蘊)に関する経典群

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  • サイズ 文庫判/ページ数 664p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480094711
  • NDC分類 183.1
  • Cコード C0115

出版社内容情報

ブッダ生前の声を伝える最古層の経典の集成。第1巻はブッダの悟りの内容を示す経典群、人間の肉体と精神を吟味した経典群を収録。

内容説明

ブッダはなにを語り、どのように説いたのか。その教えを最も純粋なかたちで伝える最古層の重要な仏教経典の集成。阿含=アーガマとは伝承されてきた聖典を意味する。これらの経典群のなかには、あらゆる宗派を超えた仏教の原初のすがたがあり、その根本がある。本書は厖大な阿含経典群のなかから、よく古形を保ち、原初的な経と判定される諸経をとりあげ、パーリ語原典からの現代語訳と注解で構成。第1巻は、ブッダの悟りの内容を示す「存在の法則(縁起)に関する経典群」と、その法則に即して人間をかたちづくる要素を吟味した「人間の分析(五蘊)に関する経典群」を収録する。

目次

存在の法則(縁起)に関する経典群(因縁相応;現観相応;界相応;無始相応;迦葉相応;利得と供養相応;譬喩相応;比丘相応)
人間の分析(五蘊)に関する経典群(蘊相応;羅陀相応;見相応;煩悩相応;婆蹉相応)

著者等紹介

増谷文雄[マスタニフミオ]
1902‐87年。北九州市小倉生まれ。東京帝国大学文学部宗教学科卒業。東京大学、東京教育大学、立教大学、東京外国語大学、大正大学などで教鞭をとり、都留文科大学学長を務める。ハーバード、シカゴなどの大学でも講義(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

18
仏教の最も古い形を保っているといわれる経典群。今巻では縁起と人間存在に関する部分がまとめられている。前者では十二縁起、四諦、八正道が後者では五蘊を厭い離れる事が其々説かれている。両者とも仏教の基本となる部分ですね。量は多いものの説かれている中心となっているのはそれだけなのだが、裏返せばそれが如何に大事なものであるかという事の証明になっている。自分の習った限りでも仏教学でまず教えられるのは縁起と四諦八正道であったしなあ。原始仏教がどのようなものかを知りたい人には避けて通れない一冊。2012/08/22

みのくま

7
阿含経典中から縁起と五蘊に関わる経典を集めた本書だが、多分に編者の恣意性が入り込んでいるように思う。第一結集の原初の形を求めるのはわかるが、編者の信仰を基準にした取捨選択は説得力に乏しいと思われる。それはともかく釈迦の教えはとても興味深く読んだ。涅槃までのルートがシステマティックなのだ。釈迦の「悟り」とは涅槃に到る為のテクニックの事である。そこに道徳や規範は強調されない。釈迦はたびたび状況分析(正見)の重要性を説く。そして事象の原因を遡りクリアして行く事で涅槃に到達しようとする。ある意味とても科学的である2021/10/22

記憶喪失した男

5
訳されたばかりの南伝経典からの原始仏典だという。ずっと同じことのくり返しであきる。仏教の理解は読んで深まった。2017/02/08

やまえつ

2
著者は阿含経典のうち、相応部経典(雑阿含経)が最も後世の改変が少ないと判断して、翻訳したようだ。阿含経1は主に縁起に関する経典群と五蘊経典群からなる。読んでいるとなんとなく釈尊の言いたいことが分かって来るような気がする。と言っても、結局は修行せよということしか分かってないんだけど。2012/09/30

えつ

1
同じ文章のくりかえしなので、文章の冗長さは感じるが、これは、経典だから、繰り返し唱えることで、内容を理解するものだと解される。そのため、それを覚悟して、文章を味わう必要を感じている。また、一つ一つの経は、それほど多くのメッセージはないが、多くの経典を読み進める中で、わずかな違いを味わっていくと、ブッダの教えが、じわじわと実感してくる。 以上のように、この本は、効率的に知識を深めるための本ではなくて、経典の時代背景や、当時のブッダの思いを感じるための本であると思う。途中で投げ出すのはもったいない。

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