内容説明
東京は坂の街。「その名は江戸っ子気質そのままで、単純明快、即興的で要領よく、理屈がなくて、しかもしゃれっ気があふれている」。富士を眺められる坂は「富士見坂」、海を望む坂は「潮見坂」、墓地のそばの坂は「幽霊坂」、赤土の坂は「赤坂」、急な坂は「胸突坂」…。東京の坂道と、その名前を見つめると、江戸庶民の暮らしと心が浮かび上がる。東京中を隈なく歩き、古書や古地図を渉猟して、坂道に織り込まれた歴史を辿る。「坂道」研究というジャンルを確立し、いまなお坂道ファンのバイブルと親しまれる古典的名著。本書を片手に散歩すれば、いまも江戸を垣間見られる。
目次
江戸の坂 東京の坂(坂について;江戸の坂;古い新坂;坂と寺院;一名二坂 ほか)
続 江戸の坂 東京の坂(坂と江戸絵図;坂の下り口、上り口;坂の上と坂の下;土州橋と出羽坂;同じ名の坂と橋 ほか)
著者等紹介
横関英一[ヨコゼキヒデイチ]
1900‐76年。1924年早稲田大学を卒業。真山青果の研究助手、都立高校の事務長などをつとめるかたわら、江戸研究、時代考証に打ちこむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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