内容説明
1955年録音の『ゴルトベルク変奏曲』以来、聴衆を圧倒し続けたピアニスト、グレン・グールド。精緻で独創的な解釈に裏打ちされた演奏で聴衆を熱狂させた一方、奇矯なステージマナーや不可解な生活スタイルで神話化された天才が、みずからの音楽や思想を、心を開いて語り尽す。独特な演奏法について、ピアノのタッチについて、偏愛する作曲家について、実験的な録音について、ポップミュージックについて…。1970年代アメリカを象徴する『ローリング・ストーン』誌に掲載されたロング・インタヴュー。新訳・写真多数。
目次
第1部
グレン・グールド・フォトアルバム
第2部
ジョージ・セル事件
著者等紹介
グールド,グレン[グールド,グレン][Gould,Glenn]
1932‐82。トロント生まれのピアニスト。55年録音のバッハの『ゴルトベルク変奏曲』で本格デビュー。特異なレパートリーと解釈で話題を呼ぶが、64年に公開演奏から引退。以後、スタジオ録音と放送番組制作に専念。音楽とメディアをめぐる才気あふれる発言にも定評があり、関連書の出版多数
コット,ジョナサン[コット,ジョナサン][Cott,Jonathan]
1942年ニューヨーク生まれのノンフィクション作家・詩人。児童文学の研究者。『ローリング・ストーン』誌創刊以来の中心的な書き手で、ジョン・レノン、ボブ・ディラン、シュトックハウゼンなどのロング・インタヴューを行なう
宮澤淳一[ミヤザワジュンイチ]
1963年生まれ。青山学院大学総合文化政策学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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