ちくま学芸文庫
ラング線形代数学〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480092885
  • NDC分類 411.3
  • Cコード C0141

内容説明

『解析入門』をはじめ、すぐれた教科書の書き手として定評のあるラングは、プリンストン大学でエミール・アルティンに学んだ代数学者であった。本書もまた学生向けの教科書であるが、他分野への応用を視野に入れつつも、名教師の平易な解説によって、群・環・体の代数的構造を俯瞰する抽象の高みにまで学習者を誘う。

目次

8章 行列と双線形写像
9章 多項式と行列
10章 行列および線形写像の三角化
11章 スペクトル定理
12章 多項式と素因子分解
13章 多重線形積
14章 群
15章 環
付録2 書き残したこと

著者等紹介

ラング,サージ[ラング,サージ][Lang,Serge]
1927‐2005年。フランス生まれの数学者。10代のとき家族とともに渡米し、プリンストン大学でエミール・アルティンに学ぶ。ブルバキメンバーの一人。代数学・数論において業績を上げたほか、学生向けのすぐれた教科書の書き手としても知られる

芹沢正三[セリザワショウゾウ]
1920年、東京生まれ。北海道大学理学部数学科卒業。国立東京高専、法政大学、実践女子大、山梨大学などを経て、東京高専名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Z

2
線形性の、説明かなりしてから、最後の最後で、群環の説明が出てきた。何に対して、名称をつけているのか、数学勉強するときは大切かなぁ。幾何学と、解析が絡み合う分野で、群、環、体までの代数構造を、学ぶまでに至る、行列、ベクトルなどの勉強するには、いい本だと思う。2014/08/19

魔魔男爵

1
出たッ!必殺一行証明「明らかである」w。この本が判り辛いのは、著者が頭良すぎて、証明の必要性も感じないという点だな。「何故人を殺してはいけないのか?」という命題は、ヴォミーサ変換して「人は殺されるべきである」とし、たった一言「明らかに間違っている」と証明すべきだな。「何故人を殺してはいけないのか?」と質問するバカ者じゃなかった若者には、答えはラングの線形代数学に載ってると教えてあげようww。2017/02/27

kwmr_

0
日本語がちと読みづらい。オイラーよりは全然良いけど。2010/05/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/590079
  • ご注意事項

最近チェックした商品