ちくま学芸文庫<br> フーコー・コレクション〈3〉言説・表象

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フーコー・コレクション〈3〉言説・表象

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  • サイズ 文庫判/ページ数 460p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480089939
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0110

内容説明

『言葉と物』への大きな反響を受け、フーコーは「言表」「言説編成体」など理論の中核となる諸概念を精緻化させていく。ディスクール分析を通し、「考古学(アルケオロジー)」の方法論もさらに緻密なものへと研ぎ澄まされる。コレクション第3巻「言説・表象」は、『言葉と物』の第一章・第二章となる「侍女たち」「世界の散文」や英語版への「序文」をはじめ、記号の戯れを読みとく傑作「これはパイプではない」、鮮やかなドゥルーズ論「劇場としての哲学」などを収録する。

目次

侍女たち
世界の散文
歴史の書き方について
これはパイプではない
科学の考古学について―「認識論サークル」への回答
『ポール・ロワイヤルの文法』序文
ジャン・イポリット1907‐1968
ミシェル・フーコー『言葉と物』英語版への序文
第七天使をめぐる七言
劇場としての哲学
ニーチェ、系譜学、歴史
私の身体、この紙、この炉

著者等紹介

フーコー,ミシェル[フーコー,ミシェル][Foucault,Michel]
1926年フランス・ポワティエ生まれ。高等師範学校で哲学を専攻、ヨーロッパ各国の病院・研究所で精神医学を研究する。1969年よりコレージュ・ド・フランス教授。1984年没

小林康夫[コバヤシヤスオ]
1950年生まれ。東京大学教授

石田英敬[イシダヒデタカ]
1953年生まれ。東京大学教授

松浦寿輝[マツウラヒサキ]
1954年生まれ。東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

∃.狂茶党

23
言説、表象ということで、記述がめんどくさくなる。 絵画の分析など、同じようなことを繰り返しているように思えたり。 ある程度、『言葉と物』や『狂気の歴史』などを読んでいたほうが良さげですが、はるか昔『狂気の歴史』を読んだきりなんで、前提がよくわからないところが。  語りかける文章は比較的わかりやすい。 デリダ関連で夢と狂気の話、これはわからないなりに、興味深い。デリダを読まないとだめなんだろうか。2024/05/19

またの名

11
子どもの頃から見ていたという「テクストを読むふりをしてるけど、それを勝手に作ってるのは実は自分。突然テクストが曇り喉が締めつけられて、目が覚める」悪夢が、まさしくフーコーに向けられた批判そのものなのは草不可避。生権力・生政治の後期フーコーが21世紀のトレンドみたいに持て囃されてるものの、各時代の思考様式を規定する一種の超越論的条件を探求した前期フーコーの認識論的な議論はやっぱり刺激的。マグリット論「これはパイプではない」やドゥルーズ論「劇場としての哲学」、歴史についてのニーチェ論等は脂が乗った感じで上質。2015/06/07

roughfractus02

7
意味も世界との対応も失った夢や狂気の言葉はどのように考えるべきかと著者は問う。キーボードの配列は文字の使用頻度に従うが意味はなく(言表)、またAが逆さや裏返しになると単なる画像となる(可視性)。両者の関係から意味を持ち世界を表象再現する言説を導出し、論理や文法規則を見出すにはどんな権力の編成が行われているのか。本書は、マグリットの絵画『これはパイプではない』に言葉が言説が言表と可視性に解体する様を凝視し、考古学から系譜学へと自身の手法の展開を垣間見せつつ、言説を生み出す力と排除の構造を多方面から検討する。2024/12/04

uchiyama

3
巻頭の、目の前で絵が出来上がっていくかのような、めちゃくちゃ面白く心躍る「侍女たち」、から先へ進むと、知識がまったく足りなくてちんぷんかんぷんになっていくの(は必定)でしたが、ドゥルーズの「幻影と出来事とを離反したままの状態でともに肯定しうる哲学」、ニーチェの「知の意志に固有の不公正による、認識の主体の破壊」、絶対実践無理!な格好良さよ…。編者解説の、勇ましく華麗な分かりやすさに、落ち着いてちゃダメなんだけど、やっとホッとした感じです。2023/11/27

ラウリスタ~

3
難しいな。フーコーも読めるやんと思った瞬間にこれだ。『言葉と物』の冒頭の文章(とほぼ同じ?)ものも収められており、大体、そのあたりの内容を扱っているようだ。解説はなかなか分かりやすい。かなり熱が入っているけれども。2013/10/11

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