ちくま学芸文庫<br> 省察

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省察

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  • サイズ 文庫判/ページ数 306p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480089656
  • NDC分類 135.2
  • Cコード C0110

内容説明

近代哲学の父にして偉大な数学・物理学者でもあったデカルトが、『方法序説』の刊行後、形而上学にかかわる思索のすべてを、より精密に本書で展開。ここでは、一人称による六日間の省察という形式をとり、徹底した懐疑の積み重ねから、確実なる知識を探り、神の存在と心身の区別を証明しようとする。この著作は、その後、今日まで連なる哲学と科学の流れの出発点となった。初めて読むのに最適な哲学書として、かならず名前を挙げられる古典の新訳。全デカルト・テキストとの関連を総覧できる註解と総索引を完備。これ以上なく平明で精緻な解説を付した決定版。

目次

ソルボンヌ宛書簡
読者への序言
概要
第一省察
第二省察
第三省察
第四省察
第五省察
第六省察
諸根拠

著者等紹介

デカルト,ルネ[デカルト,ルネ][Descartes,Ren´e]
1596‐1650年。フランス、トゥレーヌ州の法服貴族の家に生まれる。イエスズ会系のラフレーシ学院でスコラ哲学や数学を、ポアティエ大学ぶ法学と医学を学ぶ。欧州を転々としながら、科学者たちの知己を得、数学や光学の研究に携わる。1628年以降、オランダに移住。『方法序説』『哲学原理』などの著作を遺し、近代哲学の基礎を築いた。紹聘先のストックホルムにて死去

山田弘明[ヤマダヒロアキ]
1945年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程修了。西洋近世哲学専攻。名古屋大学大学院文学研究科哲学講座教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Major

56
近代哲学の幕開けにおいて、認識の起源をめぐる問いは、知識の確実性をどこに求めるかという決定的な分岐点となった。ルネ・デカルトは理性のうちに刻まれた「生得観念」を重視し、対するジョン・ロックは心を白紙(タブラ・ラサ)と見なしてすべての知識を「経験」に帰した。両者の主著における議論を辿り、その対立の本質について考究する。ー認識の起源をめぐる対峙デカルトの「生得観念」とロックの「タブラ・ラサ」について → 2026/03/03

かわうそ

45
『それでは私の誤謬はどこから生じるのであろうか?すなわちそれは、意志は知性よりも広範囲に広がるので、私が意志を知性と同じ範囲内に限らないで、私が理解していないものにまで押し及ぼすという、ただ一つのことからである。そうしたものに対して意志は非決定であるのでら容易に真と善から逸れ、かくして私は誤り、罪を犯すのである。』92 まず意志は無限大であるのだから人間は発展していけるだろうという啓蒙主義が見え隠れしている。さらには、意志と知性との乖離による誤謬を防ぐために方法的懐疑の重要性を暗に示しているのです。2023/09/05

Major

37
【Note3】デカルトの『省察』は、方法的懐疑を徹底することで、「考える自己(コギト)」を確実な真理として見出した。この転換は、知識の根拠を中世的な神や伝統から人間の「主体」へと移し、人間理性への確かな信頼とと共に、近代哲学の産声をあげさせた。近代哲学への功績としては、主観と客観を峻別する二元論的な枠組みを提示したことが挙げられる。これにより、自然を数学的・合理的な探究の対象として客観化する道が拓かれ、近代科学の理論的基盤が築かれたのである。→ 2026/03/04

Major

36
【Note2】「第五省察」はデカルトが「神の存在証明」を再考すると同時に、数学的真理がいかにして感覚的経験から独立し、客観的な実在性を持ち得るかを論じた極めて重要な章である。以下に、数学的真理の確実性と、その存在論的な位置づけに焦点を当てた分析と考察を述べる。「第五省察」の表題が「物質的事物の本質について」であることは示唆的である。デカルトはここで、物体が「存在するかどうか」という問いの前に、僕たちの精神が捉える「物体の本質(形、数、運動など)」がなぜ確実と言えるのかを、数学的真理をモデルに論じている。→2026/03/04

Major

32
ルネ・デカルトは『省察』の冒頭において、それまで習得してきた知識がいかに不確実な基盤の上に築かれていたかを告白する。彼は、学問において「確固とした、揺るぎないもの」を打ち立てるために、一度すべてを更地に戻す「方法的懐疑」を提唱した。デカルトがいかにして感覚的経験の不確実性を退け、「明晰判明(clara et distincta)」な知を確実性の唯一の根拠として見出したのかを、『省察』の論理展開に沿って考える。→ 2026/03/04

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