ちくま学芸文庫<br> 声と現象

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ちくま学芸文庫
声と現象

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480089229
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0110

内容説明

デリダは、フッサールを読むことによって、「読む」とは何か、「書く」とは何かを根底的に考え直した。本書は、フッサールの『論理学研究』(『認識の現象学と認識論のための諸研究』)の第一部「表現と意味」の驚嘆すべき綿密な読解を通して、現象学的批判という方法が「形而上学的企てそのもの」だということを暴き出す。その困難な作業のなかから、「脱構築」「痕跡」「差延」「代補」「エクリチュール」…といった魅力的な「操作子」(言葉でも概念でもない脱構築の道具)が産み出された。後に「たぶん最も愛着を覚えている試論だ」とデリダ自身が言っているその代表作。

目次

第1章 記号、いくつかの記号
第2章 指標の還元
第3章 独語としての意‐味
第4章 意‐味と表象=代理
第5章 記号と瞬き
第7章 沈黙を守る声
第7章 根源の代補

著者等紹介

デリダ,ジャック[デリダ,ジャック] [Derrida,Jacques]
1930‐2004年。アルジェリア生まれ。エコール・ノルマル卒業。西洋形而上学のロゴス中心主義の脱構築を企てた哲学者

林好雄[ハヤシヨシオ]
1952年生まれ。東京大学仏文科卒業。駿河台大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

syaori

64
初期の試論。ここで作者が語るのは、「形而上学的思弁を批判」するフッサールの思考と「形而上学の言語」との一体性。作者は「記号の概念という例」からその思弁的な癒着を示します。それはフッサールの「現前性」「生き生きした現在の自己」は同時に「根源的に痕跡」イデアなのだということで、そこでは個と普遍、<生き生きしたー現在>とその無際限性は巻込み合っている。その〈現在〉を巡る形而上学の「出口を包み込んだ迷宮」の中で残されているのは「語ること」だけと言う作者の声に、彼の論考に感じる詩情と哀調の根を見たように思いました。2022/01/11

記憶喪失した男

16
デリダの主著である。フッサールへの反駁として書かれた書物であるが、フッサールの功績を客観の否定とするぼくには、デリダは良きフッサールの反駁者ではない。超難解である。デリダは、イデア論を支持している。脱構築という単語は出てきたが、この本の本質ではない。2016/09/22

またの名

14
訳注が現象し過ぎ。言葉にならない身振りや微妙なトーンを指標とフッサールは呼んで、純粋な意味というイデアから区別し排除。しかし不純物をすべて取り除いた純粋な意味とは、物理的には実在しない想像上理論上のもの。イデア的意味が存在するなら、イデアでない物質の無数の反復によって具現されることを必要とするのと同じく、区別対立した二項は相互に汚染され分かち難い。にも関わらず純粋な意味を追求した結果、他の何にも侵食されず究極の引きこもりのように自分で自分の声を聞くナマの意識の確かなリアルさを見出してしまう哲学の罠に挑戦。2018/06/07

柳田

12
原書の副題は「フッサール現象学における記号の問題入門」である。イントロダクション。正気で言ってるのか知らないが勘弁してほしい。副題自分でつけたんだろうか。読書会のテキストで、ちくちく読んでいるが背景知識も十分じゃないしさっぱり分からないが、デリダのテクストの中ではましな部類らしい。本書は67年の著作というから、単純年齢で37歳、わりあい初期の著作で、後期になっていわゆる学術的な書き方を全くしなくなるという。フッサール現象学批判を通じて脱構築とか差延とかデリダの術語が生成されてゆく重要なテクスト、らしい。。2018/03/09

Z

11
良書。脚注が凄く丁寧でフッサール入門書以上にフッサールをまとめているかも。本書の内容はフッサールの思考を綿密にたどりながらフッサールはダメだという本。おそらくフッサールの意図はデカルトを現代的にやり直そうというところ。外部にあるものを疑い確実なものから出発すること。よって内省、自己と心のなかで対話することが彼の出発点となり、そのための道具である言語に対するフッサールの考察をたどることからこの本はスタートする。その前にフッサールについてもう少しまとめると外部について疑 2018/02/14

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