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ちくま学芸文庫
古事記注釈〈第8巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 398p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480089182
  • NDC分類 913.2
  • Cコード C0191

内容説明

古事記は遠い古代から私たちになにを語っているのか。古事記を構成するひとつひとつの言葉を分析し、本文の文脈に即して意味を確定する全注釈。本居宣長『古事記伝』以来の解釈について、国文学はもとより、民俗学、人類学、神話学等の視点、知見を導入して根本から問い直し、ひとつの世界としてその全体像を明らかにする。西郷古典研究の最高到達点であり、古事記研究の金字塔。最終第八巻には「雄略天皇」から「推古天皇」までと、終章「“解釈”についての覚え書き」を収録。巻末に詳細な索引を付す(全八巻)。

目次

第41 雄略天皇(大長谷若建命)(系譜;志幾の大県主の家 ほか)
第42 雄略天皇(続)(葛城山の猪;葛城の一言主神 ほか)
第43 清寧天皇(白髪大倭根子命)から武烈天皇(小長谷若雀命)まで(清寧天皇の系譜;新室楽 ほか)
第44 継体天皇(袁本杼命)から推古天皇(豊御食炊屋比売命)まで(継体天皇;安閑天皇 ほか)
第45 “解釈”についての覚え書き

著者等紹介

西郷信綱[サイゴウノブツナ]
1916年、大分県生まれ。東大文学部卒。日本の古代文学研究の泰斗。歴史学、人類学などの成果をとり入れた広い視野で、国文学研究に新しい面を切り拓き、多くの問題を提起した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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