内容説明
漢の高祖(前206)から、新の王莽(23)まで、『史記』に次ぐ第二番目の中国正史『漢書』全100巻(現行120巻)。第2巻は、諸侯王や功臣などを分類し、古経典や史伝のなかの人物を採点した「表」全巻と、法律・経済・天文などの文化史「志」前半を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
8
『史記』を踏襲し「本紀」に始まる紀伝体の本書だが、本巻は歴史的出来事を表にした「表」と『史記』では「政治的主題別に記事を分けた「書」の部分が儒教で社会を治める高い理想を目指す「志」に改められたのが特徴だ。皇族・諸侯・功臣の系譜や官職を記す10の「表」と「志」の前半を収める本巻は暦法(律暦)・儀礼(礼楽)、刑法・経済(食貨)・祭祀(郊祀)・天文の9篇からなる。「表」にある「古今人表」では過去の偉人の格付けによって儒教国家の評価軸がわかり、「志」にある「刑法」と「食貨」ではそのトップダウン権力の動きが見える。2025/12/03
BIN
1
表は系譜、志は社会、文化、政治を記載した書。表の最後に過去の人物のランキング表があるが、儒教が主なので儒者が高ランクに位置づけられているので、儒教が嫌いな私としては失笑した。特に同じ人物が違うランクで2回(范武子と士会)登場したりするので微妙。志は特に専門用語が多く、注に飛ぶことが多くなかなか読みにくい。漢書の範囲で新代も含まれることがここでわかる。郊祀志は方仙を信じた武帝のことが大半で、騙され→発覚→殺すを繰り返しまくっている。2013/10/26
飛燕
0
律歴志、天文志を訳すとは本当に大変な仕事だったろうと想像される2013/05/30
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- 和書
- 逆さ 講談社birth




