ちくま学芸文庫<br> 重力と恩寵―シモーヌ・ヴェイユ『カイエ』抄

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ちくま学芸文庫
重力と恩寵―シモーヌ・ヴェイユ『カイエ』抄

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  • サイズ 文庫判/ページ数 381p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480082428
  • NDC分類 135.5

内容説明

「重力」に似たものから、どうして免れればよいのか。―ただ「愚寵」によって、である。「恩寵は満たすものである。だが、恩寵をむかえ入れる真空のあるところにしかはって行けない」「そのまえに、すべてをもぎ取られることが必要である。何かしら絶望的なことが生じなければならない」。真空状態にまで、すべてをはぎ取られて神を待つ。苛烈な自己無化への志意に貫かれた独自の思索と、自らに妥協をゆるさぬ実践行為で知られる著者が、1940年から42年、大戦下に流浪の地マルセイユで書きとめた断想集。死後、ノート(カイエ)の形で残されていた思索群を、G・ティボンが編集して世に問い、大反響を巻き起こしたヴェイユの処女作品集。