ちくま学芸文庫<br> 日本文化の形成〈上〉

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ちくま学芸文庫
日本文化の形成〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 266,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480081179
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0139

内容説明

「宮本民俗学」として巨大な足跡を残した宮本常一が、その最晩年、終生のテーマであった民族文化の源流をもとめて展開する講義。生涯にわたる学問をもとにしつつ、考古学・歴史学・民族学などの新しい知見を積極的に受けとめ、東アジアを視野におさめた民俗学的古代学の試み。

目次

縄文の後裔
渡来人と稲作
征服王朝と祭祀王朝
竪穴のくらしと土蜘蛛
稲作と鉄
短粒米と長粒米・稲作の広がり
倭の風俗
倭と大和朝廷
大陸と列島弧
古代アジアの農耕
騎馬民族の渡来〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

9
ここ最近社会運動家・政治家としての宮本の本ばかりだったので、古代史に切り込むこの本は新鮮。さすが谷川健一の先生だなあと思う博覧強記っぷりを堪能できる。それにしても、稲はもちろんムギや桑の品種の違い、畑と畠の違いなどのリアリティは宮本ならでは。そして例えば、それに秦氏がからんでくるといった文献や考古資料とのクロスオーヴァーもあって、もう楽しすぎる。2012/10/08

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