ちくま新書<br> 世界政治〈3〉政党政治のゆくえ

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世界政治〈3〉政党政治のゆくえ

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480077462
  • NDC分類 312
  • Cコード C0231

出版社内容情報

政党や政党システムから

現代の構造を理解する――



トランプを支えているのも

政党政治である



現代の政治の基本は政党にある。全体主義体制ですら、ナチスやファシスト党が政治の中心にあったが、現在でも民主主義体制であれ権威主義体制であれ、政党政治を見ていくことがその国の政治理解の基本となる。

政党と政党システムがどのように機能しているのかを、日本をはじめアメリカ、ヨーロッパ諸国のさまざまな例とともに、公式および非公式の政治制度と政党システムがいかに関連しているのかを検証。

世界の政党政治のパターンとそこから導き出される政治構造を解明する。



【各章・コラム執筆者】

山本健太郎 國學院大學法学部教授

岡山裕 慶應義塾大学法学部教授

安井宏樹 神戸大学大学院法学研究科教授

伊藤武 東京大学大学院総合文化研究科教授

近藤康史 名古屋大学大学院法学研究科教授

水島治郎 千葉大学大学院社会科学研究院教授

渡辺博明 龍谷大学法学部教授

浅井直哉 日本大学法学部准教授

中田瑞穂 明治学院大学国際学部教授

伊﨑直志 同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程

網谷龍介 津田塾大学学芸学部教授

堤英敬 香川大学法学部教授

濱本真輔 大阪大学大学院法学研究科教授

金丸裕志 和洋女子大学国際学部教授

磯田沙織 神田外語大学外国語学部准教授

中井遼 東京大学先端科学技術研究センター教授


【目次】

序章 政党政治をどのように捉えるか(岩崎正洋)



第1章 連合理論で読み解く日本の連立政権――自公から自維へ(山本健太郎)

1 日本における連立の組み換え

2 連合理論とは何か

3 自公連立の位置付け

4 自維「連立」と中道改革連合



第2章 トランプ大統領を勢いづけるアメリカ二大政党政治(岡山 裕)

1 アメリカの二大政党の特徴

2 民主主義の後退の危機と政党政治

3 分極化・拮抗状況下の政策形成

4 各州の政治とアメリカの民主主義の行方



第3章 ドイツ政党政治の歴史的・構造的変化(安井宏樹)

1 ドイツ政治を見ることの意義

2 戦前の混乱

3 西ドイツ時代の安定

4 統一後の動揺



第4章 イタリアの政党支配体制は終わったのか(伊藤 武)

1 政党支配体制の克服としてのイタリア第二共和制

2 第二共和制の政党と政党システム

3 個人政党における政党規律と政党イメージ

4 政党支配体制の終焉と持続の間



第5章 揺らぐイギリス二大政党制(近藤康史)

1 イギリスの二大政党制の歴史と論理

2 イギリス二大政党制の変化

3 変化の効果と要因

4 二大政党制は生き残れるか?



第6章 オランダの分断社会と国民統合――多極共存型デモクラシー論から考える(水島治郎)

1 オランダと多極共存型デモクラシー論の展開

2 多極共存型デモクラシーの国際的広がり

3 多様性と包摂のディレンマ



第7章 スウェーデンの選挙と政党政治(渡辺博明)

1 政党政治と制度的条件

2 政党システムの基本構造

3 政党間競合の変化

4 民主政治と政党



第8章 政党組織の収入と支出――政党助成を中心に(浅井直哉)

1 政党への公的助成

2 日本における政党助成

3 「経費」か「利益」か



第9章 中欧 政党衰退時代の新政党政治(中田瑞穂)

1 中欧諸国の政党

2 ポーランド――「法と公正」対市民プラットフォーム

3 ハンガリー――オルバーンのフィデスとイリベラル・デモクラシー

内容説明

現代の政治の基本は政党にある。全体主義体制ですら、ナチスやファシスト党が政治の中心にあったが、現在でも民主主義体制であれ権威主義体制であれ、政党政治を見ていくことがその国の政治理解の基本となる。政党と政党システムがどのように機能しているのかを、日本をはじめアメリカ、ヨーロッパ諸国のさまざまな例とともに、公式および非公式の政治制度と政党システムがいかに関連しているのかを検証。世界の政党政治のパターンとそこから導き出される政治構造を解明する。

目次

第1章 連合理論で読み解く日本の連立政権―自公から自維へ
第2章 トランプ大統領を勢いづけるアメリカ二大政党政治
第3章 ドイツ政党政治の歴史的・構造的変化
第4章 イタリアの政党支配体制は終わったのか
第5章 揺らぐイギリス二大政党制
第6章 オランダの分断社会と国民統合―多極共存型デモクラシー論から考える
第7章 スウェーデンの選挙と政党政治
第8章 政党組織の収入と支出―政党助成を中心に
第9章 中欧 政党衰退時代の新政党政治
第10章 社会不満と政治的対立軸

著者等紹介

岩崎正洋[イワサキマサヒロ]
1965年生まれ。日本大学法学部教授。東海大学大学院政治学研究科修了。博士(政治学)。専門は比較政治学。日本比較政治学会元会長。日本政治学会、日本選挙学会、日本公共政策学会で理事を務める

松尾秀哉[マツオヒデヤ]
1965年生まれ。龍谷大学法学部教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士。専門は比較政治、西欧政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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O次郎

2
毎巻楽しみに読んでいるシリーズ。今回も豪華に執筆陣で内容も非常に面白かった。世界の政党政治を概観すると、やはり比例制の方が民意に対する反応の高さゆえに安定するのかなーという印象を受けた。とはいえ、日本のように自民党が組織的に圧倒的な安定性を誇る国で比例制を導入すると、ずっと自民が政権の座に居続け、連立組み替えのみが起こることになりそうでなかなか難しいかもしれない。比較的マイナーな国も含めて、欧米と日本における政党政治の現状と課題を把握しておきたいならオススメ2026/06/12

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