ちくま新書<br> 裁判官が見た人間の本性

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ちくま新書
裁判官が見た人間の本性

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480077240
  • NDC分類 327
  • Cコード C0236

出版社内容情報

法廷では

権力者も庶民も

“丸裸”にされる。



『絶望の裁判所』著者の元判事・法学者が語る

人間の“なまの姿”──



裁判官は、法廷で、人間の「必死の姿、裸にされた姿」と対峙する。訴訟という泥まみれの戦場においては、人間性の深淵を覗かざるをえない場合があり、特に、その隠された側面、表立っては語られにくい側面にふれることは多い。法壇から、また時にはいわば神の視点から、紛争や当事者を、さらには自分自身を見据える仕事を33年間務めた著者が、古今東西の書物・作品をも渉猟しつつ、人間の本性とそれを取り巻く世界の種々相を、縦横無尽に、かつ生々しく活写する。



【本文より】

私たちの内なる「悪」

…悪は、自分とはかかわりのない事柄だとしてそれをみまいとする人々のところにこそ、その隙を突くかたちで訪れる。…



親子という難しい関係

…憎しみは、愛が反転した場合にこそ、最も激しく燃えさかる。男女間でもそうだが、親子や兄弟姉妹間の場合には、切っても切れない血のつながりが、それに拍車をかけるのだ。…



「私」とは何か?

…人が犯罪を含め禁じられている行為に手を染めるのをみずからの意志で控えることは、その行為の瞬間が近付けば近付くほど、その困難さが高まり、実質的には不可能に近付いてゆくのではないかとの疑いをもっている。…



【目次】

プロローグ──裁判官は人間をどう見ているのか



第1章 人間とその「生」の種々相

1 「結婚」の本質をめぐって

2 愛と性の複雑さ、不思議さ

3 親子という難しい関係

4 人生の「師」とは

5 友人と交友について

6 私たちの内なる「悪」

7 イノセンス(無垢)という観念

8 うつと狂気を考える

9 予言と運命をめぐって

10 必ず訪れる「死」について



第2章 社会の中の人間

1 プライヴァシーの意味

2 コミュニケーションは難しい

3 「原告」のつらい立場

4 メディアと人間

5 人間の尊厳を考える

6 「自分が一番」ということ

7 幸福と自己実現欲求をめぐって



第3章 大きな世界と人間

1 「私」とは何か?

2 宇宙の中の人間



エピローグ──夕べに死すとも可なり

あとがき──人間の本性に関する二十一のエッセンス

内容説明

裁判官は、法廷で、人間の「必死の姿、裸にされた姿」と対峙する。訴訟という泥まみれの戦場においては、人間性の深淵を覗かざるをえない場合があり、特に、その隠された側面、表立っては語られにくい側面にふれることは多い。法壇から、また時にはいわば神の視点から、紛争や当事者を、さらには自分自身を見据える仕事を33年間務めた著者が、古今東西の書物・作品をも渉猟しつつ、人間の本性とそれを取り巻く世界の種々相を、縦横無尽に、かつ生々しく活写する。

目次

プロローグ―裁判官は人間をどう見ているのか
第1章 人間とその「生」の種々相(「結婚」の本質をめぐって;愛と性の複雑さ、不思議さ;親子という難しい関係;人生の「師」とは;友人と交友について;私たちの内なる「悪」;イノセンス(無垢)という観念
うつと狂気を考える
予言と運命をめぐって
必ず訪れる「死」について)
第2章 社会の中の人間(プライヴァシーの意味;コミュニケーションは難しい;「原告」のつらい立場;メディアと人間;人間の尊厳を考える;「自分が一番」ということ;幸福と自己実現欲求をめぐって)
第3章 大きな世界と人間(「私」とは何か?;宇宙の中の人間)
エピローグ―夕べに死すとも可なり

著者等紹介

瀬木比呂志[セギヒロシ]
1954年、名古屋市生まれ。明治大学名誉教授。東京大学法学部卒。1979年から裁判官、2012年から2025年まで明治大学法科大学院教授。専門は民事訴訟法・法社会学。在米研究2回。著書に、『ニッポンの裁判』(第2回城山三郎賞受賞)(講談社現代新書)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

27
元判事・法学者が、33年にわたる法廷経験から人間の姿を生々しく描き出したエッセイ集。法廷で権力者も庶民も丸裸にされる現場で垣間見た、内なる悪、愛と性の複雑さ、親子関係の難しさ、死の必然、うつや狂気、無垢の観念に焦点を当て、かつて愛していたはずの夫婦の愛憎、親子の憎しみが愛の反転として激しく燃える様子、悪が自分とは無関係と無視する隙を突く点など、泥まみれの戦場で露わにる隠された暗部を洞察しながら、法学者らしい知的な理系・文系を超えた幅広い好奇心が感じられ、分かりやすく読めるエッセイとして意外と楽しめました。2026/02/05

ともっこ

17
裁判官時代の実体験や、深い教養と洞察に基づいた著者が考える「人間の本性」を、とても興味深く読んだ。 愛と性という俗的なテーマから宇宙の中の人間という壮大なテーマまで、大変読み応えがあった。 特に、私たちの内なる「悪」に関する洞察は、日頃の個人的な問題意識と重なり、とても共感した。 引用されている書物も読みたくなる。2026/02/23

たっきー

9
33年間裁判官を務めた著者が、法廷で表れる人間性について語るものだろうと思って読み始めたが、現場からみえる人間性というところがあまりピンとこず。インターネットが現れてから、依存性の問題、人の感じ方や考え方に深みが失われていったというところはわかるが、これは著者ではなくても指摘されているところだろう。最終的に何を訴えたかったのか???2026/02/23

チバ

2
タイトルそのままに元裁判官である著者が色々な事例を元に様々人間を語ってくれるのかと思ったが全くそういう話ではなかった。しかしプロローグで著者はその事を語ってくれていたので騙された感はそこまで感じずそのまま読んでみた。著者自身について色々と知ることが出来、ご両親に反抗せず期待通りにその道を進んだこととか中々出来ないよなと思い、その我慢強さも裁判官の資質なのではないかと思った。その後自分の好きな道を見つけそれでも努力している姿。尊敬出来る人生の先輩という印象です。2026/02/08

フレデリック

1
最初に著者自身が触れてはいたけども、タイトルから連想されるような内容とは違ったので、目次だけでも見ておけば良かったと少し後悔したが、所々興味深い所はあったと思う。前半は人間社会においてほぼ全ての人が直接関わる親子や友人関係、後半は思想や観念的なことが多く、裁判官という職業はあまり関係なくなってきていた。様々なテーマに映画を引用しており、古い作品が多かったため見たことのないものがほとんどで、理解を深める助けにはならなかった。2026/02/24

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