ちくま新書<br> 日本群島文明史

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日本群島文明史

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  • サイズ 新書判/ページ数 512p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480076953
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0210

出版社内容情報

「文明」概念で

この国を総合的に理解する

画期的な知的世界全図



日本は群島であり、日本文明は群島文明である。大陸文明的な実体系思考よりも群島文明的な非実体系思考が優勢で、そうした世界観から生命は偶発的なものという感覚や共同主観の構造、革新性をもたらす美意識などが展開され、日本文明が創り出されてきたのだ。そうした日本の歴史的動態を描きつつ、日本の群島文明を形成する東アジアの哲学を「通底哲学」として世界哲学の中に置き直し、より深い文明論として展開する。日本の知の歴史を総合的に理解する、著者独自の日本思想大全。

内容説明

日本は群島であり、日本文明は群島文明である。大陸文明的な実体系思考よりも群島文明的な非実体系思考が優勢で、そうした世界観から生命は偶発的なものという感覚や共同主観の構造、革新性をもたらす美意識などが展開され、日本文明が創り出されてきたのだ。そうした日本の歴史的動態を描きつつ、日本の群島文明を形成する東アジアの哲学を「通底哲学」として世界哲学の中に置き直し、より深い文明論として展開する。日本の知の歴史を総合的に理解する、著者独自の日本思想大全。

目次

序章 文明とはなにか
第一章 日本は群島である
第二章 日本群島史の時代区分
第三章 日本群島と文明のあいだ
第四章 日本群島の生命と人間
第五章 性のアニマシー
第六章 美のアニマシー
終章 トランス東アジア哲学のなかの日本群島

著者等紹介

小倉紀蔵[オグラキゾウ]
1959年生まれ。京都大学名誉教授。専門は東アジア哲学、比較文明学。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

27
大陸文明的な実体系思考よりも群島文明的な非実体系思考が優勢の日本という世界観から、その歴史動態を論ずる日本思想大全。群島としての日本に文明はあるのか、東西南北の繋がりや、群島史としての閉鎖的な時期と大陸開放的な時期が繰り返されてきた日本の時代区分と日本群島と文明について考察していて、生命は偶発的なものという感覚や共同主観の構造、革新性をもたらす美意識を論じながら、儒教や仏教も含めた日本の群島文明を形成する東アジアの哲学を世界哲学の中に置き直して捉える内容はやや難解でしたが、ブックガイドも充実していました。2025/07/07

terupoterupo

0
それなりの数の「日本論」を読んできたが、本書をしばらくの定見としてもよいのではないかと思える本だった。2025/07/15

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